ホーム / 大平洋金属 / 四半期進捗

大平洋金属 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

大平洋金属(5541)の2025年3月期決算に基づき、投資判断の材料となる足元の変化と今後の見通しを分析します。

1. 要点(3行)

  • 大幅減収・営業赤字継続: 売上高は前期比15.1%減の131.75億円となり、営業損失は73.68億円と赤字が継続。主力のニッケル事業で販売数量抑制とLME価格下落(19.3%安)が直撃。
  • 異例の高配当実施と新中長期戦略: 最終赤字ながら135円の配当を実施(前期は無配)。同時に2031年度までの新戦略「PAMCOvision2031」を策定し、ニッケル一本足打法からの脱却を宣言。
  • 2026年3月期も大幅減収予想: 次期売上高は90.58億円(31.3%減)と一段の縮小を見込む。在庫評価損の戻入れ等のプラス要因が剥落し、厳しい収益環境が続く見通し。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 131.75億円(前期比15.1%減)
  • 営業利益: △73.68億円(前期は△91.14億円)
  • 経常利益: △16.22億円(前期は△21.19億円)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: △16.67億円(前期は△10.74億円)

本決算のため進捗率は100%ですが、持分法投資利益54.13億円の計上により経常赤字幅は圧縮されたものの、本業の稼ぐ力(営業利益)は依然として大幅なマイナス圏にあります。

3. セグメント別のモメンタム

  • ニッケル事業(減速): 売上高123.67億円(16.0%減)、セグメント損失72.82億円。中国のステンレス需要低迷や、安価なニッケル銑鉄(NPI)へのシフトが逆風。販売数量は前期の6,025tから5,430tへ10%近く減少。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 131.8億円 -15.1% 155.2億円
営業利益 -73.7億円 -91.1億円
経常利益 -16.2億円 -21.2億円
当期純利益(親会社帰属) -16.7億円 -10.7億円
包括利益 -13.9億円 -29.7億円
1株当たり当期純利益 -85.52円 -55.1円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 718.0億円 737.9億円
純資産 676.6億円 690.6億円
自己資本比率 93.9% 93.2%
自己資本 673.9億円 687.9億円
1株当たり純資産 3,455.68円 3,527.21円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -2.4% -1.5%
ROA(総資産経常利益率) -2.2% -2.8%
売上高営業利益率 -55.9% -58.7%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 30.1億円 27.9億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -1.5億円 20.0億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -7,000,000円 -5,000,000円
期末現金及び現金同等物残高 249.8億円 221.6億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 90.6億円 -31.3%
営業利益 -64.2億円
経常利益 -11.6億円
1株当たり当期純利益 -75.28円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 0円 135円
配当性向:当期 — / 前期 — 純資産配当率:当期 3.9% / 前期 —