短信要約
1. 要点(3行)
・主力のニッケル事業が市況悪化と円高で大幅減収となり、営業損失52億円を計上する極めて厳しい着地。 ・一方、持分法適用会社(Nickel Asia Corporation等)からの投資利益59.8億円が寄与し、経常利益は黒字浮上。 ・通期予想を修正し、売上高を上方修正するも本業の赤字は継続、配当は年間120円(前年比15円減)を維持。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結実績は、売上高67.5億円(前年同期比37.0%減)、営業損失52億円(前年は63.2億円の損失)、経常利益10.4億円(前年は20.7億円の損失)、親会社株主に帰属する四半期純利益6.8億円(前年は17.6億円の損失)となりました。 修正後の通期計画に対する進捗率は、**売上高で73.9%**となっており、前年同期の通期実績に対する進捗率(約81%)と比較すると、売上規模の縮小が鮮明です。本業の営業赤字は継続していますが、持分法投資利益という「営業外の稼ぎ」で最終利益を捻出している歪な構造となっています。
3. セグメント別のモメンタム
- ニッケル事業(減速): 売上高61.7億円(38.9%減)、セグメント損失51.9億円。LMEニッケル価格の12.3%下落に加え、採算重視の数量抑制戦略により販売数量が35.9%減少。インドネシア産ニッケル銑鉄(NPI)との価格競争激化が直撃しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 67.5億円 | -37.0% | 107.1億円 |
| 営業利益 | -52.1億円 | — | -63.2億円 |
| 経常利益 | 10.4億円 | — | -20.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 6.9億円 | — | -17.6億円 |
| 包括利益 | 3.2億円 | — | -20.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 38.16円 | — | -90.34円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 647.2億円 | 718.0億円 |
| 純資産 | 606.7億円 | 676.6億円 |
| 自己資本比率 | 93.3% | 93.9% |
| 自己資本 | 604.1億円 | 673.9億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 91.4億円 | -30.6% |
| 営業利益 | -65.1億円 | — |
| 経常利益 | 2.0億円 | — |
| 当期純利益 | -1.8億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | -10.41円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 60円 |
| 期末 | 135円 | 60円 予想 |
| 年間合計 | 135円 | 120円 予想 |