短信要約
1. 要点(3行)
- 本業の苦戦と資産売却による最終増益: 売上高が前年同期比24.1%減の311.5億円と大幅減収になり、本業の営業損益は3.7億円の赤字に転落した一方、投資有価証券売却益(特別利益21.3億円)により純利益は92.0%増の9.0億円を確保。
- 受注高の急減が将来のリスク: 全社の受注高は222.8億円(前年同期比31.6%減)と低迷しており、特に主力セグメントの橋梁事業で受注残高が39.1%減と大きく落ち込んでいる点が懸念される。
- 赤字局面での増配発表: 営業赤字の見通しにもかかわらず、特別利益による純利益確保を背景に、期末配当を10円増額(特別配当含む合計80円)する株主還元重視の姿勢を示した。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期 第3四半期累計の着地は以下の通りです。
- 売上高: 311.5億円(前年同期比24.1%減)
- 営業利益: △3.7億円(前年同期は0.5億円の黒字)
- 経常利益: △0.9億円(前年同期は6.8億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 9.0億円(前年同期比92.0%増)
通期計画(売上390億円、純利益9.7億円)に対する進捗率:
- 売上高: 79.9%(前年同期の進捗率74.2%を上回り、売上計上自体は計画通り進展)
- 純利益: 93.5%(前年同期の進捗率75.5%を大きく上回るが、本業ではなく資産売却によるもの) 前年同期比では、売上の勢いは明確に減速していますが、下方修正後の通期計画に対しては売上・利益ともに高水準の進捗を見せています。
3. セグメント別のモメンタム
- 橋梁事業(減速): 売上高123.3億円(前年同期比20.3%減)。セグメント利益は15.1億円と堅調ですが、受注高が46.2億円(48.7%減)と半減しており、先行きの不透明感が強い。
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今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 311.5億円 | -24.1% | 410.7億円 |
| 営業利益 | -3.7億円 | — | 50,000,000円 |
| 経常利益 | -93,000,000円 | — | 6.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 9.1億円 | +92.0% | 4.7億円 |
| 包括利益 | -2.7億円 | — | 16.2億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 194.24円 | — | 101.3円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 690.0億円 | 768.3億円 |
| 純資産 | 315.0億円 | 330.7億円 |
| 自己資本比率 | 45.7% | 42.3% |
| 自己資本 | 315.0億円 | 325.3億円 |
| 1株当たり純資産 | 6,741.35円 | 6,969.56円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 390.0億円 | -29.6% |
| 営業利益 | -2.7億円 | — |
| 経常利益 | 60,000,000円 | -95.4% |
| 当期純利益 | 9.7億円 | +55.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 207.67円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 35円 | 35円 |
| 期末 | 35円 | 45円 予想 |
| 年間合計 | 70円 | 80円 予想 |