短信要約
1. 要点(3行)
- 国内好調が海外の苦戦を補う: 売上高(4,681億円、前年同期比1.5%減)と営業利益(496億円、同2.5%減)は微減も、国内での価格転嫁浸透により親会社株主に帰属する純利益は380億円(同1.9%増)と増益を確保。
- 北米・欧州・アジアの利益成長にブレーキ: 経済減速や関税政策の影響を受け、主力セグメントの北米で営業利益が8.7%減、欧州で24.3%減、アジアで83.1%減と、海外事業のモメンタムが明確に鈍化している。
- M&Aによる将来への布石: 米国でのPasco Doors社買収など、厳しい環境下でもサービス事業の拡大やデジタル化、環境対応製品(GXスチール採用ドア等)の投入を継続し、次期中期経営計画を見据えた基盤強化を優先。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計(9ヶ月)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 4,681億52百万円(通期計画6,540億円に対し進捗率71.6%)
- 営業利益: 496億75百万円(通期計画810億円に対し進捗率61.3%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 380億5百万円(通期計画580億円に対し進捗率65.5%)
進捗分析: 前年同期の売上進捗(71%前後)と同水準ですが、営業利益の進捗率(61.3%)は、通期目標達成に向けてやや物足りない印象です。第4四半期に例年ボリュームが出る季節性があるものの、海外の利益減を国内でどこまでカバーできるかが焦点となります。
3. セグメント別のモメンタム
- 日本(勢い:維持): 売上高は横ばい(0.1%減)ながら、コストアップに対する売価転嫁が浸透し、セグメント利益は207億円(6.3%増)と堅調。メンテナンス・サービス事業も利益の下支えに貢献しています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4681.5億円 | +1.5% | 4751.1億円 |
| 営業利益 | 496.8億円 | +2.5% | 509.7億円 |
| 経常利益 | 509.5億円 | +4.8% | 535.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 380.1億円 | +1.9% | 372.9億円 |
| 包括利益 | 354.4億円 | +7.4% | 382.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 178.56円 | — | 171.1円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 178.48円 | — | 170.95円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 5214.7億円 | 5346.1億円 |
| 純資産 | 3172.9億円 | 3241.9億円 |
| 自己資本比率 | 60.4% | 60.2% |
| 自己資本 | 3148.8億円 | 3220.7億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 6540.0億円 | +1.3% |
| 営業利益 | 810.0億円 | +0.6% |
| 経常利益 | 827.0億円 | +1.6% |
| 当期純利益 | 580.0億円 | +0.8% |
| 1株当たり当期純利益 | 270.7円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 47円 | 62円 |
| 期末 | 59円 | 62円 予想 |
| 年間合計 | 106円 | 124円 予想 |
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