株式会社JRCは、屋外用ベルトコンベヤ部品の製造・販売を主軸とする企業です。1961年の創業以来、国内コンベヤ部品市場において80億円弱の売上規模という強固な基盤を有しています。
- 事業内容: 主に「コンベヤ事業」(アイドラ、ローラ等の部品製造)、「環境プラント事業」(ごみ・水処理施設向け一貫ソリューション)、「ロボットSI事業」(製造現場の自動化支援)の3軸を展開。
- 主要製品: 屋外用ベルトコンベヤ部品(ローラ、プーリ等)。過酷な環境で使用されるため消耗が早く、交換需要による安定したリカーリング(継続)収益が特徴。
- 主要顧客: 製鉄所、建設・工事現場、セメント工場、官公庁関連の衛生施設など。
- 競合環境: 部品単体では国内トップクラスのシェアを維持しつつ、近年はM&Aを連発し、エンジニアリングおよびロボット自動化分野での垂直統合を進め、差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-02 期末、2025-05-27 提出)収益性
営業利益率
12.5%
≧10%が優良
ROA
11.9%
≧5%が優良
ROE
25.6%
≧10%が優良
ROIC
11.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
16.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
8.4%
≧10%が優良
EPS成長率
30.9%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高110.6億円(前年同期比16.8%増)、親会社株主に帰属する当期純利益10.7億円(同27.3%増)と、M&Aによる上乗せと既存事業の堅調な更新需要により過去最高を更新。
- ROE(自己資本利益率)は25.7%と極めて高く、従来の部品売りに加え、利益率の高い環境プラント事業(利益75.1%増)が新たな成長エンジンとして機能。
- 1年間で5社をグループ化する超積極的なM&A戦略を推進しており、コンベヤ・環境・ロボットの3領域でバリューチェーンを拡大。負債増加はあるもののキャッシュ生成力は極めて強い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-02 通期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 7.0億円 / 予想: 17.3億円
+175.6%
売上高
実績: 33.9億円 / 予想: 136.6億円
+44.1%
2Q
営業利益
実績: 9.0億円 / 予想: 17.3億円
+38.9%
売上高
実績: 63.3億円 / 予想: 136.6億円
+27.8%
3Q
営業利益
実績: 13.1億円 / 予想: 18.3億円
+29.8%
売上高
実績: 97.1億円 / 予想: 134.5億円
+22.6%
通期
営業利益
実績: 19.6億円 / 予想: 未開示
+42.8%
売上高
実績: 137.5億円 / 予想: 未開示
+24.2%
3行解説
- 2026年2月期連結業績は、売上高が前期比24.2%増、営業利益が同42.8%増と大幅な増収増益を達成。
- 主力のコンベヤ事業がリプレイス需要の取り込みやM&A寄与で牽引し、ロボットSI事業も収益性が劇的に改善。
- 次期(2027年2月期)は売上高9.8%増を見込む一方、原材料高や先行投資等により営業利益は0.1%増の横ばい計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年2月期 通期 | +42.8% | -0.1% | -2.0% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年2月期 第3四半期 | +29.8% | -1.3% | -5.9% | -1.9% | -10.8% |
| 2025-10-15 | 2026年2月期 第2四半期 | +38.9% | +0.9% | -25.1% | -22.8% | -26.4% |
| 2025-07-15 | 2026年2月期 第1四半期 | +175.6% | -0.5% | +28.5% | +25.4% | +40.2% |
| 2025-04-14 | 2025年2月期 通期 | +8.5% | +0.8% | -1.6% | -5.9% | +2.8% |
| 2025-01-14 | 2025年2月期 第3四半期 | +11.1% | -3.1% | +15.0% | +5.1% | +5.2% |
有価証券報告書
2025-05-27 有価証券報告書-第34期(2024/03/01-2025/02/28)