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日立建機 事業分析

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有価証券報告書(2025-03 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

日立建機株式会社は、建設機械の製造・販売・サービスをグローバルに展開する、世界有数の建機メーカーです。主要製品は油圧ショベル、超大型油圧ショベル、ホイールローダ、マイニング設備などで、特にショベルの技術力に強みを持ちます。 事業は、建機の新車販売と部品サービスを主軸とする「建設機械ビジネス」と、マイニング設備のアフターセールス等に特化した「スペシャライズド・パーツ・サービス(SPS)」の2セグメントで構成されています。米州での独自展開を加速させており、コマツやキャタピラーなどの世界的競合と、特に北米・豪州・アジア市場で激しく競合しています。

2. 要点(3行)

  1. 欧米の金利高止まりに伴う需要減退により、売上収益(1兆3,712億円、前年比2.5%減)、税引前当期利益(1,341億円、同16.4%減)と減収減益。
  2. 部品サービスやマイニングを手掛けるSPSセグメントは増収増益(売上4.4%増)と堅調で、景気変動に対するバッファーとして機能している。
  3. 営業キャッシュ・フロー(1,439億円)が当期利益(918億円)を大きく上回り、米州での相次ぐM&A(ACME社、Brake Supply社)など成長投資への資金創出力が高い。

3. 業績・収益性のトレンド

売上収益は1兆3,712億円(前年比2.5%減)、調整後営業利益は1,449億円(同13.7%減)となりました。北米・欧州での油圧ショベル需要の落ち込みと、前年度まで旺盛だった代理店在庫の積み上げが一服したことが主な減益要因です。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 業績・収益性のトレンド
  • 🔒 事業セグメント別の明暗
  • 🔒 成長戦略の具体性と進捗
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  • 🔒 株主還元姿勢
  • 🔒 キャッシュフローの質
  • 🔒 資産の健全性
  • 🔒 総評

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市場ポジション

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2021年03月期2022年03月期2023年03月期2024年03月期2025年03月期
連結経営指標等
売上収益 8133.3億円 10249.6億円 12649.3億円 14059.3億円 13712.9億円
税引前利益又は税引前損失(△) 255.8億円 1108.7億円 1150.1億円 1604.8億円 1341.7億円
当期利益又は当期損失(△):親会社の所有者に帰属 103.4億円 758.3億円 701.8億円 932.9億円 814.3億円
当期包括利益:親会社の所有者に帰属 478.4億円 1119.3億円 755.1億円 1339.6億円 737.7億円
親会社の所有者に帰属する持分 5136.0億円 6116.1億円 6599.9億円 7633.8億円 8093.4億円
総資産額 12198.8億円 14095.6億円 16270.0億円 18356.7億円 17910.1億円
1株当たり親会社所有者帰属持分 2,415.22円/株 2,876.11円/株 3,103.66円/株 3,589.46円/株 3,805円/株
基本的1株当たり利益又は損失(△) 48.62円/株 356.57円/株 330円/株 438.68円/株 382.83円/株
希薄化後1株当たり利益又は損失(△) 48.62円/株 356.57円/株 330円/株 438.68円/株 382.83円/株
親会社所有者帰属持分比率 42.1% 43.4% 40.6% 41.6% 45.2%
親会社所有者帰属持分利益率 2.1% 13.5% 11.0% 13.1% 10.4%
株価収益率 7291.0% 896.0% 932.0% 1030.0% 1031.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 913.4億円 393.2億円 -261.4億円 730.4億円 1439.3億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -322.8億円 -68.5億円 -426.5億円 -390.4億円 -528.3億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -460.1億円 -256.1億円 870.9億円 -89.2億円 -853.7億円
現金及び現金同等物 803.3億円 942.6億円 1119.9億円 1435.3億円 1471.4億円
従業員数 2487300.0% 2498700.0% 2543000.0% 2623000.0% 2610100.0%
平均臨時雇用人員 196300.0% 214200.0% 226700.0% 239400.0% 220500.0%

貸借対照表

項目 前期当期
財政状態計算書
資産の部
流動資産 10771.6億円 10007.5億円
非流動資産 7585.1億円 7902.5億円
資産の部合計 18356.7億円 17910.1億円
負債の部
流動負債 7282.0億円 6132.6億円
非流動負債 2930.6億円 3198.0億円
負債の部合計 10212.6億円 9330.5億円
資本の部
親会社株主持分
非支配持分 510.3億円 486.1億円
資本の部合計 8144.1億円 8579.5億円
負債・資本の部合計 18356.7億円 17910.1億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
継続事業
非継続事業
継続事業からの当期利益 1044.7億円 917.9億円
当期利益(△損失)の帰属
基本的1株当たり親会社株主に帰属する当期利益(△は損失)(円)
希薄化後1株当たり親会社株主に帰属する当期利益(△は損失)(円)

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動に関するキャッシュ・フロー 730.4億円 1439.3億円
投資活動に関するキャッシュ・フロー -390.4億円 -528.3億円
財務活動に関するキャッシュ・フロー -89.2億円 -853.7億円
現金及び現金同等物に係る為替変動による影響 64.5億円 -21.2億円
現金及び現金同等物の増減 315.4億円 36.1億円
現金及び現金同等物期末残高 1435.3億円 1471.4億円
現金及び現金同等物期末残高 1435.3億円 1471.4億円