フリージア・マクロス株式会社は、プラスチック押出機や土木試験機等の産業機械を製造する「製造供給事業」を主軸に、ログハウスやスウェーデン住宅、住宅メンテナンス(防蟻・防水)を行う「住宅関連事業」、および投資・再生支援を行う「投資・流通サービス事業」を展開する多角化企業です。 独自の製造供給体制を「配給(Haiki)」と呼び、顧客をモノ創りに参加させる垂直統合型のビジネスモデルを掲げています。主要な市場は国内ですが、M&Aを通じて経営不振に陥った中小企業をグループ化し、再生させることで業容を拡大しています。競合環境としては、各専門分野(押出機、住宅、投資)において多数存在しますが、同社はニッチ市場での「配給」理念による差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
19.3%
≧10%が優良
ROA
4.2%
≧5%が優良
ROE
4.9%
≧10%が優良
ROIC
3.4%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
30.6%
≧10%が優良
EPS成長率
37.9%
≧10%が優良
3行解説
- 連結経常利益が前期比28.8%増の19.8億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同37.9%増の9.0億円と大幅な増益を達成。
- 製造供給事業が前期の赤字から1.0億円の黒字に転換したことが増益を牽引したが、住宅関連事業の受注減少が懸念材料。
- 利益成長の一方で、営業CF(1.7億円)が当期純利益を大幅に下回っており、棚卸資産の積み上がりによる資金効率の低下が目立つ。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-02-16 15:40 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.6億円 / 予想: 12.0億円
+64.8%
売上高
実績: 17.2億円 / 予想: 69.0億円
+10.5%
2Q
営業利益
実績: 7.8億円 / 予想: 12.0億円
+29.8%
売上高
実績: 35.3億円 / 予想: 69.0億円
+3.5%
3Q
営業利益
実績: 10.8億円 / 予想: 12.0億円
+16.7%
売上高
実績: 52.2億円 / 予想: 69.0億円
+1.3%
3行解説
- 利益面の大幅な超過達成: 売上高は前年同期比1.3%増の52.16億円に留まるも、親会社株主に帰属する四半期純利益は46.6%増の8.77億円に急伸し、第3四半期時点で通期計画(8億円)を既に10%以上上回った。
- セグメント利益の改善: 主力の住宅関連事業で売上が微減(-3,300万円)しながらも、セグメント利益が前年同期比で約9,600万円増加するなど、採算重視の経営が奏功している。
- 投資有価証券の積極運用と売却: 期末にかけて投資有価証券および関係会社株式が大幅に増加。さらに、2026年2月に特定投資株式の売却を決定しており、通期業績のさらなる上振れが確実視される。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-16 | 2026年3月期 第3四半期 | +16.7% | +1.3% | +1.0% | -12.9% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | +29.8% | -3.2% | -7.9% | +0.5% | +2.7% |
| 2025-08-14 | 2026年3月期 第1四半期 | +64.8% | +8.6% | +26.7% | +24.9% | +21.3% |
| 2025-05-20 | 2025年3月期 通期 | +30.6% | -0.0% | -5.8% | -5.7% | -6.4% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | +14.3% | +0.2% | +1.1% | +2.7% | +3.0% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第82期(2024/04/01-2025/03/31)