三精テクノロジーズ 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

三精テクノロジーズ株式会社(6357)の2025年3月期決算短信に基づき、足元の変化と今後の見通しを分析します。

1. 要点(3行)

  • 過去最高の受注実績: 受注額が前期比30.3%増の788.4億円と大幅に伸長し、将来の売上成長に向けた強力なバックログを形成。
  • 利益成長と増配: 舞台設備・昇降機事業が牽引し、営業利益は前期比52.0%増。配当も前期の40円から55円、次期予想60円へと積極的な株主還元姿勢を鮮明化。
  • セグメント間の明暗: 舞台設備が大幅増益(+67.5%)の一方で、主力級の遊戯機械が不採算工事や引当金の影響で大幅減益(-56.9%)となり、収益性に課題を残した。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の着地は以下の通りです。

  • 売上高: 618.6億円(前期比18.3%増)
  • 営業利益: 47.9億円(前期比52.0%増)
  • 経常利益: 52.9億円(前期比47.2%増)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 29.9億円(前期比44.6%増)

本資料は通期決算のため進捗率は100%ですが、前期(2024年3月期)の営業利益成長率が57.2%増だったのに対し、今期も52.0%増と極めて高い成長の勢いを維持しています。特に受注額が売上高を大きく上回る788億円に達しており、次期以降の業績の蓋然性が高まっています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 舞台設備(勢い:強): 売上高184.2億円(前期比20.9%増)、セグメント利益41.4億円(同67.5%増)。コンサートやイベント向けの仮設舞台装置が極めて好調。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 618.6億円 +18.3% 523.1億円
営業利益 48.0億円 +52.0% 31.6億円
経常利益 52.9億円 +47.2% 36.0億円
当期純利益(親会社帰属) 29.9億円 +44.6% 20.7億円
包括利益 42.6億円 -31.8% 62.5億円
1株当たり当期純利益 160.45円 111.45円
希薄化後1株当たり純利益 158.68円 109.77円

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 878.1億円 812.0億円
純資産 453.2億円 419.9億円
自己資本比率 51.2% 51.0%
自己資本 449.2億円 413.7億円
1株当たり純資産 2,402.59円 2,225.17円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.9% 5.4%
ROA(総資産経常利益率) 6.3% 4.7%
売上高営業利益率 7.8% 6.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 32.7億円 95.4億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -34.0億円 -24.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -11.8億円 -22.0億円
期末現金及び現金同等物残高 218.1億円 222.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 700.0億円 +13.2%
営業利益 50.0億円 +4.2%
経常利益 53.0億円 +0.1%
当期純利益 32.0億円 +6.8%
1株当たり当期純利益 171.41円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 20円 25円
期末 20円 30円
配当性向:当期 34.3% / 前期 35.9% 純資産配当率:当期 2.4% / 前期 1.9%