短信要約
1. 要点(3行)
- 前期好調だった原発定期検査工事の剥落と受注損失引当金の計上により、第3四半期累計は大幅な減収減益(営業利益53.0%減)での着地となった。
- 成長投資を加速させており、福井県おおい町と神戸市ポートアイランドでの用地取得に伴い、現預金が約42億円減少、土地が約31億円増加するなど財務構造が急変した。
- 足元の業績は厳しいが、受注高は前年同期比30.4%増と急回復しており、国のエネルギー基本計画を追い風とした中長期的な需要取り込みへの布石を打っている。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の連結実績は、売上高74.05億円(前年同期比12.5%減)、営業利益5.30億円(同53.0%減)、経常利益6.39億円(同47.7%減)となりました。 本日公表された修正後の通期計画(売上高100億円、営業利益6億円)に対する進捗率は以下の通りです。
- 売上高:74.1%(前年同期の通期予想に対する進捗:約74%)
- 営業利益:88.3%(同:約72%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:93.7%(特別利益2.05億円の計上による)
進捗率の数字自体は高く見えますが、これは通期計画を大幅に下方修正(営業利益10億円→6億円)したことによる見かけ上の数値です。前年同期と比較して収益の勢いは明らかに減速しています。
3. セグメント別のモメンタム
- バルブ事業(減速): 売上高48.54億円(19.2%減)、セグメント利益9.11億円(45.4%減)。関西電力などの定期検査工事一巡に加え、海外案件の端境期が重なりました。また、受注損失引当金の繰入が利益を圧迫しています。
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今期累計実績
2024-10 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-10 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 74.0億円 | -12.5% | 84.7億円 |
| 営業利益 | 5.3億円 | -53.0% | 11.3億円 |
| 経常利益 | 6.4億円 | -47.7% | 12.2億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 5.6億円 | -29.8% | 8.0億円 |
| 包括利益 | 7.7億円 | -38.6% | 12.6億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 239.91円 | — | 342.37円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-09末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 152.0億円 | 150.9億円 |
| 純資産 | 116.7億円 | 110.3億円 |
| 自己資本比率 | 76.8% | 73.1% |
| 自己資本 | 116.7億円 | 110.3億円 |
通期予想
2024-10 〜 2025-09
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 100.0億円 | -10.9% |
| 営業利益 | 6.0億円 | -41.6% |
| 経常利益 | 6.5億円 | -42.7% |
| 当期純利益 | 6.0億円 | -16.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 255.93円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 20円 | 20円 |
| 期末 | 40円 | 20円 予想 |
| 年間合計 | 60円 | 40円 予想 |