株式会社キッツは、流体制御機器(バルブ)の総合メーカーです。
- 事業内容: 建築設備、石油・一般化学、半導体製造装置などの多岐にわたる分野でバルブの製造・販売を主軸とする「バルブ事業」と、黄銅棒およびその加工品を扱う「伸銅品事業(2026年よりメタルソリューション事業に名称変更)」を展開。
- 主要製品: 青銅、鉄鋼、ステンレス鋼製バルブ、半導体用フィルタ、水素用極低温弁、黄銅棒。
- 主要顧客: 住宅・ビル・工場・プラント等のインフラ関連。
- 競合環境: 国内外の大企業から専門性の高い小規模企業まで競合が多く、特に海外市場ではアジアのバルブメーカーとの価格競争が激化しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-19 提出)収益性
営業利益率
8.7%
≧10%が優良
ROA
8.7%
≧5%が優良
ROE
10.0%
≧10%が優良
ROIC
7.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
2.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
8.7%
≧10%が優良
EPS成長率
-0.6%
≧10%が優良
3行解説
- 業績の底堅さ: 売上高は1,766.82億円(前期比2.7%増)と増収を確保し、半導体市場の停滞をデータセンター向け需要と価格改定効果で補っている。
- 攻めの投資と還元: 中期経営計画「SHIN Global 2027」に基づき、3ヵ年で600億円の戦略投資(M&A枠200億円含む)を計画しつつ、配当性向を40%以上へ引き上げた。
- 構造改革の進展: 子会社の吸収合併や事業部制(BU制)への移行を断行し、「メタルソリューション事業」への進化を通じて高付加価値化と収益安定化を急いでいる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-12 第1四半期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 37.0億円 / 予想: 170.0億円
+9.4%
売上高
実績: 466.3億円 / 予想: 1950.0億円
+11.7%
3行解説
- 半導体装置向けの需要拡大や銅相場上昇、価格改定の効果により、第1四半期の売上高は前年同期比11.7%増の466億円と増収を確保。
- 親会社株主に帰属する四半期純利益は、米国子会社の旧本社売却による固定資産売却益12.5億円の計上もあり、同26.5%増の36.5億円と大幅増。
- 成長投資を加速させており、半導体関連の株式会社ブイテックス買収資金等として、みずほ銀行から150億円の資金借入を決定。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年12月期 第1四半期 | +9.4% | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | +8.7% | +1.5% | -2.2% | -11.8% | — |
| 2025-11-12 | 2025年12月期 第3四半期 | +9.4% | -7.6% | -6.7% | -5.6% | -0.7% |
| 2025-08-08 | 2025年12月期 第2四半期 | +21.9% | +3.9% | +5.2% | +20.5% | +24.8% |
| 2025-05-08 | 2025年12月期 第1四半期 | +20.1% | +1.2% | -0.7% | +2.1% | +0.6% |
| 2025-02-13 | 2024年12月期 通期 | +3.9% | -3.7% | -2.1% | +2.3% | -3.1% |
有価証券報告書
2026-03-19 有価証券報告書-第112期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-27 有価証券報告書-第111期(2024/01/01-2024/12/31)