ヒロセ電機株式会社は、コネクタ専業の国内大手メーカーです。多極コネクタや同軸コネクタを主軸とし、スマートフォン、通信機器、自動車、産業機器などの幅広い分野に製品を供給しています。
- 主要製品: 多極コネクタ(丸形、角形、プリント基板用等)、同軸コネクタ(高周波信号用、光コネクタ等)、マイクロスイッチ類。
- 主要顧客: 特定の大口顧客グループ(スマートフォン、車載機器メーカー等)への依存度が比較的高い傾向にあります。
- 競合環境: 国内外の大手から中小まで多数の同業者が存在する極めて競争的な市場環境にあり、技術革新と価格競争が激しい分野です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-24 提出)収益性
営業利益率
22.5%
≧10%が優良
ROA
10.4%
≧5%が優良
ROE
9.0%
≧10%が優良
ROIC
8.1%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
14.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
25.4%
≧10%が優良
EPS成長率
26.4%
≧10%が優良
3行解説
- スマートフォンおよび自動車市場向けの需要回復により、売上収益1,894億円(前年比14.4%増)、営業利益427億円(25.4%増)と大幅な増収増益を達成。
- 自己資本比率88.8%という極めて強固な財務基盤を維持しつつ、ROE 9.0%(前年7.4%)への改善と、DOE(株主資本配当率)5%を目標とする還元強化を打ち出す。
- 今後4年間で600億円を上限とする自己株式取得方針を決定するなど、資本効率の向上と株主還元に対して非常に積極的な姿勢に転換。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-11 16:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 98.3億円 / 予想: 385.0億円
-4.2%
売上高
実績: 489.7億円 / 予想: 1910.0億円
+9.1%
2Q
営業利益
実績: 204.6億円 / 予想: 400.0億円
-7.9%
売上高
実績: 1020.3億円 / 予想: 2000.0億円
+7.9%
3Q
営業利益
実績: 325.0億円 / 予想: 410.0億円
-5.0%
売上高
実績: 1565.5億円 / 予想: 2050.0億円
+8.4%
通期
営業利益
実績: 429.9億円 / 予想: 未開示
+0.8%
売上高
実績: 2112.6億円 / 予想: 未開示
+11.5%
3行解説
- 売上高は産業用・自動車向けが牽引し前年比11.5%増の2,112.6億円と伸長したが、利益面は原材料高や先行投資により0.3%〜0.9%の微増に留まった。
- セグメント別では、スマートフォンや自動車用アンテナ向けの「同軸コネクタ」が売上高34.2%増、営業利益73.9%増と劇的な成長を遂げた。
- 株主還元策としてDOE(株主資本配当率)5%を目標に掲げ、次期年間配当を15円増配の520円と予想するなど、積極的な還元姿勢を鮮明にしている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-11 | 2026年3月期 通期 | +0.8% | +0.5% | +7.2% | +19.6% | — |
| 2026-02-03 | 2026年3月期 第3四半期 | -5.0% | +0.7% | +18.9% | +27.9% | +23.6% |
| 2025-11-04 | 2026年3月期 第2四半期 | -7.9% | +3.3% | -12.5% | -17.3% | -19.1% |
| 2025-08-04 | 2026年3月期 第1四半期 | -4.2% | -0.5% | -4.0% | -3.0% | -10.4% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +25.4% | +0.1% | +0.4% | -0.6% | -1.0% |
| 2025-02-03 | 2025年3月期 第3四半期 | +25.6% | -1.2% | -1.1% | -3.5% | -3.7% |
有価証券報告書
2025-06-24 有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)