ユーピーアール株式会社は、パレットを中心とした物流機器のレンタルおよび販売を主軸とする企業です。
- 事業内容: 物流機器のレンタル・販売(物流事業)に加え、ICTやカーシェアリング等のソリューション(コネクティッド事業)を展開しています。
- 主要製品・サービス: 木製・プラスチック製パレット、アシストスーツ、物流IoT端末(なんつい、ワールドキーパー)、遠隔監視ソリューション、カーシェアリングシステム。
- 主要顧客: 物流業者、製造業(家庭紙、食品、飲料、電子機器など)。
- 競合環境: 物流2024年問題(トラックドライバー不足)を背景に、手積み作業を解消する「パレチゼーション」の需要は高まっており、同社は全国約200カ所のデポ(貸出・返却拠点)と約528万枚のパレット保有数を武器に展開しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-26 提出)収益性
営業利益率
1.8%
≧10%が優良
ROA
1.3%
≧5%が優良
ROE
3.7%
≧10%が優良
ROIC
1.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-0.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
-52.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-43.7%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年8月期は、減価償却費やデポ運営費等のコスト増に加え、円安に伴う輸入量減少で保管用パレット需要が低迷し、大幅な減益となった。
- 「中期ビジョン2030」を策定し、2026年8月期から2年間を構造改革フェーズと位置づけ、不採算事業の見直しやレンタル単価の適正化を急ぐ方針。
- 配当指標にDOE(自己資本配当率)を導入し、業績連動から安定配当へ転換を図る一方、設備投資負担によるフリーCFのマイナスが続いている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-14 12:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.8億円 / 予想: 7.6億円
+527.3%
売上高
実績: 39.0億円 / 予想: 156.0億円
+2.9%
2Q
営業利益
実績: 5.8億円 / 予想: 7.6億円
+245.8%
売上高
実績: 76.3億円 / 予想: 156.0億円
+1.7%
3行解説
- 耐用年数の延長という会計上の見積りの変更が利益を大きく押し上げ、営業利益は前年同期比245.5%増の5.81億円と急拡大した。
- コア事業であるパレットレンタル(物流事業)が法改正による需要増を背景に堅調なほか、ソリューション事業が黒字転換し、収益構造の改善が進んだ。
- 通期計画に対する各段階利益の進捗率が75%を超える極めて高い水準に達しており、期初からの「構造改革フェーズ」が順調な滑り出しを見せている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年8月期 第2四半期 | +245.8% | -3.7% | +13.1% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年8月期 第1四半期 | +527.3% | +4.7% | +25.9% | +12.2% | +0.7% |
| 2025-10-15 | 2025年8月期 通期 | -52.1% | -6.8% | -8.4% | -11.8% | -2.5% |
| 2025-07-15 | 2025年8月期 第3四半期 | -54.0% | -0.3% | -0.7% | -8.1% | -12.6% |
| 2025-04-14 | 2025年8月期 第2四半期 | -59.9% | -0.9% | -3.3% | -10.8% | +3.2% |
| 2025-01-14 | 2025年8月期 第1四半期 | -77.7% | -0.6% | -6.6% | -7.4% | -10.4% |
有価証券報告書
2025-11-26 有価証券報告書-第47期(2024/09/01-2025/08/31)