短信要約
1. 要点(3行)
- V字回復も売上高は計画比で苦戦: 前年同期の巨額赤字(営業損失17.4億円)から営業利益1.9億円へ黒字転換を達成したが、売上高は前年同期比9.6%減の51.7億円に留まった。
- 主力SMM事業の足踏み: 主力のSMM事業が大型案件の反動減や案件の後ろ倒しにより2桁減収・3割減益となっており、成長性に不透明感が漂う着地となった。
- 財務基盤の立て直し: 貸倒引当金の解消や社債3億円の発行、借入金の整理により、自己資本比率は7.3%から11.6%へ改善し、最悪期を脱した格好。
2. 直近の業績と進捗率
2025年9月期 第3四半期(累計)の業績は以下の通りです。
- 売上高: 51.74億円(前年同期比 9.6%減)
- 営業利益: 1.93億円(前年同期は 17.41億円の損失)
- 経常利益: 1.95億円(前年同期は 17.35億円の損失)
- 四半期純利益: 1.05億円(前年同期は 19.81億円の損失)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高:62.3%
- 営業利益:38.6%
- 純利益:35.0%
前年同期(第3四半期時点)の売上進捗率は約76%(通期実績からの逆算)であったのに対し、今期は62.3%と大きく遅れています。特に利益面の進捗が4割を切っており、通期目標(営業益5億円)の達成には第4四半期で3億円超の利益を積み上げる必要があり、ハードルは極めて高い状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- SMM(ソーシャルメディアマーケティング)事業【減速】: 売上高 47.69億円(前年同期比 11.8%減)、営業利益 8.45億円(同 30.5%減)。インフルエンサーサービスでの大型案件の反動減や複数案件の期ずれが響いています。SNS広告は堅調ですが、主力領域の失速が鮮明です。
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今期累計実績
2024-10 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-10 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 51.7億円 | -9.6% | 57.3億円 |
| 営業利益 | 1.9億円 | — | -17.4億円 |
| 経常利益 | 1.9億円 | — | -17.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 1.1億円 | — | -19.8億円 |
| 包括利益 | 1.0億円 | — | -19.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 26.19円 | — | -495.94円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 26.18円 | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2024-09末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 26.3億円 | 27.8億円 |
| 純資産 | 4.7億円 | 3.5億円 |
| 自己資本比率 | 11.6% | 7.3% |
| 自己資本 | 3.0億円 | 2.0億円 |
通期予想
2024-10 〜 2025-09
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 83.1億円 | +11.4% |
| 営業利益 | 5.0億円 | — |
| 経常利益 | 5.0億円 | — |
| 当期純利益 | 3.0億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 74.56円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 0円 | 0円 予想 |
| 年間合計 | 0円 | 0円 予想 |