企業解説
1. 企業概要
コーユーレンティア株式会社は、FF&E(家具・什器・備品)およびICT機器のレンタルを主軸とする企業です。建設現場事務所、イベント会場、法人オフィスを主要な顧客層としています。
- 事業内容: 4つのセグメント(レンタル関連、スペースデザイン、物販、ICT)を展開。
- 主要製品・サービス: 事務机、椅子、PC・タブレット、太陽光パネルのレンタル、マンションギャラリーの設計・施工、オフィス家具の販売、ICTインフラ構築。
- 主要顧客: 大手ゼネコン、イベント主催者、不動産デベロッパー、官公庁(日本郵政グループ等)。
- 競合環境: 総合レンタル会社と競合するものの、FF&Eに特化した品揃え(約2,000アイテム、100万点以上)と、全国11箇所の物流センターによる配送網で差別化を図っています。
2. 要点(3行)
- 建設投資の堅調と大阪・関西万博等の大型イベント需要を取り込み、売上高・各利益ともに過去最高を更新。
- ROE 16.4%、自己資本比率 61.2%と高い資本効率と財務健全性を両立し、成長投資と還元を強化。
- 営業キャッシュフローが純利益の約2.6倍(50.4億円)と極めて質が高く、ICT分野のM&Aを含む成長余力が大きい。
3. 業績・収益性のトレンド
当連結会計年度の業績は、売上高347.0億円(前期比8.9%増)、営業利益30.0億円(同44.4%増)、純利益19.3億円(同25.0%増)と非常に好調です。
- 増益理由: 都市再開発やデータセンター建設の活発化に加え、万博や世界陸上等の大型スポット案件の獲得、さらに価格転嫁の進展と調達費用の抑制が寄与しました。
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- 🔒 業績・収益性のトレンド
- 🔒 事業セグメント別の明暗
- 🔒 成長戦略の具体性と進捗
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- 🔒 キャッシュフローの質
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プランをアップグレード市場ポジション
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プランをアップグレード業績チャート
成長性の軌跡
● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)
資本効率の解剖
ROE
デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)
還元と評価
■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向
キャッシュフローの質
■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)
財務諸表
経営指標
| 項目 | 2021年12月期 | 2022年12月期 | 2023年12月期 | 2024年12月期 | 2025年12月期 |
|---|---|---|---|---|---|
| 連結経営指標等 | |||||
| 売上高 | 239.9億円 | 261.9億円 | 309.6億円 | 318.6億円 | 347.0億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 25.2億円 | 24.2億円 | 24.8億円 | 21.3億円 | 30.0億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 15.3億円 | 12.5億円 | 16.0億円 | 15.5億円 | 19.4億円 |
| 包括利益 | 15.4億円 | 12.5億円 | 16.6億円 | 15.1億円 | 19.5億円 |
| 純資産額 | 72.2億円 | 82.4億円 | 97.8億円 | 110.6億円 | 126.3億円 |
| 総資産額 | 153.5億円 | 172.0億円 | 192.6億円 | 183.1億円 | 205.3億円 |
| 1株当たり純資産額 | 666.91円/株 | 758.11円/株 | 885.17円/株 | 996.2円/株 | 1,130.71円/株 |
| 1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) | 141.69円/株 | 115.42円/株 | 148.19円/株 | 140.98円/株 | 175.15円/株 |
| 潜在株式調整後1株当たり当期純利益 | 139.67円/株 | 113.99円/株 | 144.86円/株 | 137.56円/株 | 171.19円/株 |
| 自己資本比率 | 47.0% | 47.7% | 50.3% | 60.1% | 61.2% |
| 自己資本利益率 | 23.5% | 16.2% | 17.9% | 15.0% | 16.4% |
| 株価収益率 | 540.0% | 640.0% | 700.0% | 750.0% | 740.0% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 32.6億円 | 30.4億円 | 38.8億円 | 23.5億円 | 50.5億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | -19.9億円 | -28.1億円 | -19.6億円 | -22.5億円 | -21.1億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -12.7億円 | 0.3億円 | -13.7億円 | -9.3億円 | -15.7億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 21.1億円 | 23.8億円 | 29.3億円 | 21.0億円 | 35.6億円 |
| 従業員数 | 67000.0% | 84000.0% | 86000.0% | 89300.0% | 89300.0% |
| 平均臨時雇用人員 | 14800.0% | 15000.0% | 15500.0% | 15600.0% | 16400.0% |
貸借対照表
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 貸借対照表 | ||
| 資産の部 | ||
| ▶ 流動資産 | 82.4億円 | 104.6億円 |
| ▶ 固定資産 | 100.6億円 | 100.8億円 |
| 資産 | 183.1億円 | 205.3億円 |
| 負債の部 | ||
| ▶ 流動負債 | 65.7億円 | 70.9億円 |
| ▶ 固定負債 | 6.8億円 | 8.2億円 |
| 負債 | 72.4億円 | 79.1億円 |
| 純資産の部 | ||
| ▶ 株主資本 | 109.6億円 | 125.2億円 |
| ▶ 評価・換算差額等 | 0.5億円 | 0.6億円 |
| 新株予約権 | 0.6億円 | 0.5億円 |
| 純資産 | 110.6億円 | 126.3億円 |
| 負債純資産 | 183.1億円 | 205.3億円 |
損益計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| 損益計算書 | ||
| 売上高 | 318.6億円 | 347.0億円 |
| 売上原価 | 192.4億円 | 203.9億円 |
| 売上総利益又は売上総損失(△) | 126.2億円 | 143.1億円 |
| 販売費及び一般管理費 | 105.4億円 | 113.1億円 |
| 営業利益又は営業損失(△) | 20.8億円 | 30.1億円 |
| ▶ 営業外収益 | 0.9億円 | 0.7億円 |
| ▶ 営業外費用 | 0.4億円 | 0.7億円 |
| 経常利益又は経常損失(△) | 21.3億円 | 30.0億円 |
| ▶ 特別利益 | 0.5億円 | 0.0億円 |
| ▶ 特別損失 | 0.0億円 | 0.1億円 |
| 税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) | 21.8億円 | 29.9億円 |
| 法人税、住民税及び事業税 | 6.1億円 | 11.7億円 |
| 法人税等調整額 | 0.2億円 | -1.2億円 |
| 法人税等 | 6.3億円 | 10.5億円 |
| 当期純利益又は当期純損失(△) | 15.5億円 | 19.4億円 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) | 15.5億円 | 19.4億円 |
キャッシュフロー計算書
| 項目 | 前期 | 当期 |
|---|---|---|
| キャッシュ・フロー計算書 | ||
| ▶ 営業活動によるキャッシュ・フロー | 23.5億円 | 50.5億円 |
| ▶ 投資活動によるキャッシュ・フロー | -22.5億円 | -21.1億円 |
| ▶ 財務活動によるキャッシュ・フロー | -9.3億円 | -15.7億円 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | -8.3億円 | 13.7億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 21.0億円 | 35.6億円 |
| 新規連結に伴う現金及び現金同等物の増加額 | — | 0.8億円 |
| 現金及び現金同等物の残高 | 21.0億円 | 35.6億円 |