短信要約
1. 要点(3行)
- 本業の赤字転落: 売上高は前年同期比2.7%増の127.58億円と増収を確保したものの、原材料・エネルギー価格高騰を吸収できず、営業損益は0.72億円の赤字(前年同期は2.01億円の黒字)へ転落。
- 巨額の特別利益計上による純利益急増: 厚木工場のセール・アンド・リースバック実施に伴い、固定資産売却益70.68億円を特別利益として計上。これにより通期純利益予想を41.69億円(前期比約8.5倍)へ大幅上方修正。
- 中国事業への勝負と大規模な希薄化懸念: 中国の自動車部品メーカー(Kunshan Veritas社)の買収(約37.2億円)と新工場設置に向け、第三者割当による新株予約権を発行。最大約97%の株式希薄化リスクを伴う「背水の陣」の構造改革。
2. 直近の業績と進捗率
当第3四半期累計期間の着地は以下の通りです。
- 売上高: 127.58億円(前年同期比+2.7%)
- 営業利益: △0.72億円(前年同期は2.01億円の黒字)
- 経常利益: △0.67億円(前年同期は1.98億円の黒字)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 0億円(前年同期比△99.8%)
【進捗率と勢いの変化】 通期計画(修正後)に対する売上高進捗率は75.2%。前年同期の売上進捗率(71.6%)と比較すると表面上の売上は順調ですが、利益面では営業赤字となっており、本業の収益性は急激に悪化しています。第3四半期単体での純利益が「0」である点は、特別利益計上前における事業環境の厳しさを物語っています。
3. セグメント別のモメンタム
- 自動車部品事業(主力): 【減速】売上高127.08億円、セグメント損失0.7億円。日系メーカーの生産回復により増収となりましたが、原材料や電力価格高騰分を販売価格へ転嫁できておらず、利益面でのモメンタムは著しく低下しています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2024-04 〜 2024-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2023-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 127.6億円 | +2.7% | 124.2億円 |
| 営業利益 | -72,000,000円 | — | 2.0億円 |
| 経常利益 | -67,000,000円 | — | 2.0億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 0円 | -99.8% | 1.8億円 |
| 包括利益 | 85,000,000円 | -84.4% | 5.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 0.27円 | — | 115.12円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2024-12末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 163.9億円 | 154.8億円 |
| 純資産 | 60.8億円 | 60.4億円 |
| 自己資本比率 | 36.9% | 38.8% |
| 自己資本 | 60.5億円 | 60.0億円 |
通期予想
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 169.6億円 | -2.3% |
| 営業利益 | 76,000,000円 | -89.2% |
| 経常利益 | 25,000,000円 | -96.3% |
| 当期純利益 | 41.7億円 | +753.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 2,737.02円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 30円 | 30円 予想 |
| 年間合計 | 30円 | 30円 予想 |