短信要約
1. 要点(3行)
- 大規模M&Aと固定資産売却による変貌: 2社の新規連結(Kunshan Veritas、タマダイ)により売上高が前年同期比71.5%増と急拡大し、厚木工場の土地売却益70.1億円の計上で中間純利益は29.8億円(前年同期は0.16億円)へ爆増。
- 本業利益は「計画未達」の苦戦: 原材料・副資材の高騰が響き、営業利益・経常利益ともに会社予想値をやや下回る着地。売上成長の勢いに対して、コスト転嫁と合理化が追いついていない実態が浮き彫りとなった。
- 事業構造の再編が加速: 工場移転に伴う減損損失25.7億円を計上する一方、新株予約権の行使等で自己資本を増強。特別利益で財務基盤を固めつつ、M&Aによる規模拡大と生産拠点最適化を同時に進める過渡期にある。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第2四半期(累計)の実績は以下の通りです。
- 売上高: 142.2億円(前年同期比 +71.5%)
- 営業利益: 4.23億円(前年同期は0.54億円の損失から黒字転換)
- 経常利益: 3.03億円(前年同期は0.44億円の損失から黒字転換)
- 中間純利益: 29.8億円(前年同期比 18,537%増)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高: 47.1%(前年同期の通期実績に対する進捗は約74%であったが、今期はM&Aによる期中変動が大きいため単純比較は困難)
- 営業利益: 44.3%(通期予想9.55億円に対し、半分に届かず)
- 経常利益: 38.2%(通期予想7.93億円に対し、進捗に遅れ)
- 当期純利益: 91.6%(通期予想32.56億円に対し、土地売却益によりほぼ達成済み)
本業(営業・経常利益)の進捗が50%を下回っており、会社側も「予想値をやや下回る結果」と言及していることから、下期の巻き返しが必要な状況です。
3. セグメント別のモメンタム
- 自動車部品事業(勢い:強、ただし利益面に課題):
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 142.2億円 | +71.5% | 82.9億円 |
| 営業利益 | 4.2億円 | — | -54,000,000円 |
| 経常利益 | 3.0億円 | — | -44,000,000円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 29.8億円 | — | 16,000,000円 |
| 包括利益 | 30.8億円 | — | 2.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 136.65円 | — | 10.83円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 112.4円 | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 296.0億円 | 162.5億円 |
| 純資産 | 127.6億円 | 70.7億円 |
| 自己資本比率 | 38.1% | 42.4% |
| 自己資本 | 112.9億円 | 68.9億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 302.0億円 | +170.2% |
| 営業利益 | 9.6億円 | — |
| 経常利益 | 7.9億円 | — |
| 当期純利益 | 32.6億円 | — |
| 1株当たり当期純利益 | 148.38円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 30円 |
| 期末 | 30円 | 3円 予想 |
| 年間合計 | 30円 | 3円 予想 |