株式会社松屋アールアンドディは、縫製工程の自動化技術を核とした、自動機の開発・製造・販売および、自社設計の自動機を用いた各種縫製品(血圧計腕帯、カーシート、エアバッグ等)の製造・販売を展開する企業です。
- 主要製品・サービス:
- メディカルヘルスケア事業: オムロングループ向けの血圧計腕帯(カフ)の製造・販売。
- セイフティシステム事業: 自動車関連メーカー向けのカーシート、エアバッグ、およびこれらを製造するための自動裁断機・自動縫製機の販売。
- 主要顧客: オムロングループ(売上構成比 63.4%、うちオムロンヘルスケア・マニュファクチュアリング・ベトナムが45.5%)に大きく依存。
- 競合環境: 縫製工程の自動化というニッチな領域において、自社で自動機を設計し、かつその機械を用いて受託生産まで行うビジネスモデルは独自性が高く、競合は限定的。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-23 提出)収益性
営業利益率
20.4%
≧10%が優良
ROA
18.8%
≧5%が優良
ROE
25.7%
≧10%が優良
ROIC
15.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
13.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
52.2%
≧10%が優良
EPS成長率
63.0%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期は売上高が前期比13.4%増、親会社株主に帰属する当期純利益が同63.7%増と大幅な増収増益を達成。
- ベトナム新工場のコストダウン効果と円安メリットが寄与し、ROEは25.7%、自己資本比率は63.6%と財務健全性が著しく向上。
- オムロングループへの売上依存度が6割超と高いものの、AIロボットやドローン用エアバッグなど次世代製品の研究開発で販路拡大を模索。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.6億円 / 予想: 20.0億円
-6.1%
売上高
実績: 21.4億円 / 予想: 96.0億円
-6.0%
2Q
営業利益
実績: 10.3億円 / 予想: 20.0億円
-3.3%
売上高
実績: 45.4億円 / 予想: 96.0億円
-8.0%
3Q
営業利益
実績: 16.7億円 / 予想: 20.0億円
+11.1%
売上高
実績: 72.7億円 / 予想: 96.0億円
-1.6%
通期
営業利益
実績: 21.3億円 / 予想: 未開示
+9.1%
売上高
実績: 97.7億円 / 予想: 未開示
+2.1%
3行解説
- 売上高、営業利益、経常利益ともに過去最高を更新。主力のメディカルヘルスケア事業が円安や血圧計腕帯の堅調な受注により業績を牽引した。
- セイフティシステム事業は前期の大口受注の反動で減収となったが、ベトナム工場の生産効率向上によりセグメント利益は57.3%増と大幅に改善。
- オムロンヘルスケア株式会社による公開買付け(TOB)とそれに伴う上場廃止予定を理由に、次期業績予想および配当予想は「非開示(無配)」となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-13 | 2026年3月期 通期 | +9.1% | — | — | — | — |
| 2026-02-10 | 2026年3月期 第3四半期 | +11.1% | -2.0% | +0.4% | +3.1% | — |
| 2025-11-10 | 2026年3月期 第2四半期 | -3.3% | +0.4% | -1.2% | +7.2% | +27.6% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | -6.1% | -3.0% | -6.6% | -4.1% | +2.7% |
| 2025-05-15 | 2025年3月期 通期 | +52.2% | +2.9% | +2.3% | +7.9% | +7.2% |
| 2025-02-10 | 2025年3月期 第3四半期 | +52.8% | -4.0% | -7.5% | -6.5% | -7.5% |
有価証券報告書
2025-06-23 有価証券報告書-第43期(2024/04/01-2025/03/31)