株式会社Enjinは、中小・中堅企業や医療機関を主要顧客とし、PRコンサルティングサービスおよびメディアプラットフォームサービスを展開する企業です。「あらゆる価値を可視化する」をミッションに、自社メディア(「KENJA GLOBAL」「私のカクゴ」等)を通じたブランディング支援や、PRプランナーを介さずメディアと企業をマッチングさせるプラットフォーム「メディチョク」を提供しています。競合環境としては、大手広告代理店やPR会社が存在しますが、同社は低コストかつ独自の自社メディア露出を強みとして差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-21 提出)収益性
営業利益率
28.8%
≧10%が優良
ROA
16.2%
≧5%が優良
ROE
12.0%
≧10%が優良
ROIC
11.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
-10.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
-19.6%
≧10%が優良
EPS成長率
-27.0%
≧10%が優良
3行解説
- 前年同期比で減収減益(売上高10.6%減、経常利益21.7%減)となったが、期初計画に対しては売上高108.0%、営業利益120.1%と大幅に超過達成しており、底堅い収益力を示した。
- 自己資本比率87.4%、現預金41.2億円を保有する超高財務健全性を背景に、配当性向49.2%(1株当たり38円)という積極的な株主還元を継続している。
- 成長戦略として生成AIの活用や海外展開を見据えたM&A(アズ・ワールドコムジャパン)を推進しており、停滞するPRコンサル事業の再成長とメディアプラットフォームの収益化が焦点となる。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-13 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 0.3億円 / 予想: 9.2億円
-79.2%
売上高
実績: 5.1億円 / 予想: 31.3億円
-22.4%
2Q
営業利益
実績: 1.7億円 / 予想: 4.0億円
-58.2%
売上高
実績: 11.3億円 / 予想: 23.0億円
-19.8%
3Q
営業利益
実績: 1.5億円 / 予想: 4.0億円
-69.6%
売上高
実績: 15.6億円 / 予想: 26.0億円
-21.5%
3行解説
- 主力事業の売上計上時期のズレやメディアプラットフォーム事業の構造改革により、第3四半期累計の営業利益が前年同期比69.6%減と大幅な減益。
- 既存事業の停滞に対し、不動産および観光・インバウンド領域の計3社の企業買収(M&A)を相次いで発表し、事業ポートフォリオの多角化へ舵を切る。
- 利益進捗は低調ながらも、配当予想は前期実績(38円)から増配となる年間40円を維持し、株主還元姿勢を鮮明にしている。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-13 | 2026年5月期 第3四半期 | -69.6% | +0.3% | -1.2% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年5月期 第2四半期 | -58.2% | -5.7% | -2.1% | -7.7% | -5.3% |
| 2025-10-14 | 2026年5月期 第1四半期 | -79.2% | -2.1% | -9.9% | -13.5% | -18.6% |
| 2025-07-14 | 2025年5月期 通期 | -19.5% | +1.6% | +0.0% | -6.8% | -7.8% |
| 2025-04-14 | 2025年5月期 第3四半期 | -31.5% | +3.1% | +2.4% | -6.1% | -2.9% |
| 2025-01-14 | 2025年5月期 第2四半期 | -23.0% | +1.7% | +0.0% | +7.3% | +10.0% |
有価証券報告書
2025-08-21 有価証券報告書-第19期(2024/06/01-2025/05/31)