株式会社アシロは、「リーガルメディア事業」を中核に、弁護士・士業専門の「HR事業」、および「保険事業」を展開する企業です。主力のリーガルメディアでは、弁護士向けマーケティング支援サイト「ベンナビ」を8つの専門分野で運営。ユーザーは無料で法律相談Q&A等を利用でき、掲載弁護士からの定額掲載料および成果報酬を収益源としています。 競合環境としては、司法制度改革による弁護士数増加(2024年3月時点で45,808人)を背景に、案件獲得競争が激化しており、専門分野に特化した同社のマッチングプラットフォームへの需要は構造的に高い状況にあります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-10 期末、2026-01-27 提出)収益性
営業利益率
21.4%
≧10%が優良
ROA
31.9%
≧5%が優良
ROE
37.8%
≧10%が優良
ROIC
26.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
41.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
262.0%
≧10%が優良
EPS成長率
616.2%
≧10%が優良
3行解説
- 主力メディア事業が売上41.0%増、セグメント利益86.2%増と爆発的に成長し、連結業績を牽引。
- 不採算の人材派遣事業(ヒトタス)を譲渡し、HR事業が初のセグメント黒字化を達成するなど「選択と集中」が鮮明。
- 営業CFが純利益を大きく上回り、増配(42.20円)と5億円規模の自社株買いを決定するなど、極めて積極的な株主還元姿勢。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-10 第1四半期 、2026-03-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.8億円 / 予想: 15.0億円
-29.9%
売上高
実績: 16.7億円 / 予想: 70.0億円
+8.9%
3行解説
- 増収減益の着地: 売上収益は16.72億円(前年同期比8.9%増)と伸長したものの、広告費高騰や新サービスへの先行投資が重なり、営業利益は2.84億円(同29.9%減)の大幅減益となった。
- 配当方針の変更と大幅増配: 配当性向を30%から40%以上へ引き上げ、年間配当予想を前年実績の42.2円から65.0円(中間配当の新設含む)へ大幅に上方修正した。
- 先行投資局面: リーガルテックサービス「LegalBase」の立ち上げや保険事業の販路拡大に向けた費用を投下しており、中長期的な収益基盤の構築を優先する姿勢が鮮明となった。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-03-12 | 2026年10月期 第1四半期 | -29.9% | -3.8% | +2.0% | — | — |
| 2025-12-11 | 2025年10月期 通期 | +262.0% | -0.7% | -6.4% | +12.6% | +2.9% |
| 2025-09-12 | 2025年10月期 第3四半期 | +537.3% | -1.8% | -35.7% | -44.8% | -53.1% |
| 2025-06-13 | 2025年10月期 第2四半期 | +85000.0% | -2.1% | -4.2% | -10.9% | -10.7% |
| 2025-03-14 | 2025年10月期 第1四半期 | — | -4.9% | +13.5% | +12.3% | +2.8% |
有価証券報告書
2026-01-27 有価証券報告書-第10期(2024/11/01-2025/10/31)
2025-01-28 有価証券報告書-第9期(2023/11/01-2024/10/31)