株式会社ドウシシャは、生活関連用品の卸売を主業とする企業です。自社で企画・開発を行う「開発型ビジネスモデル(メーカー機能)」と、国内外の有名ブランドを仕入れて販売する「卸売型ビジネスモデル(商社機能)」の両輪を経営戦略としています。
- 主要製品・サービス: 家電(「ゴリラのひとつかみ」等)、家庭用品(フライパン「evercook」等)、有名ブランドのバッグ・時計・アパレル、ギフト、酒類・食品など。
- 主要顧客: 小売業が中心。当連結会計年度では、株式会社大創産業(ダイソー)への売上高が121.6億円(総販売実績の10.7%)に達しており、重要な販売先となっています。
- 競合環境: ニッチ市場をターゲットとしており、特定カテゴリーごとにメーカーや商社と競合しますが、機動的な商品開発力と財務基盤を背景とした流通網の確保で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-26 提出)収益性
営業利益率
7.9%
≧10%が優良
ROA
8.8%
≧5%が優良
ROE
7.4%
≧10%が優良
ROIC
6.9%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
13.5%
≧10%が優良
EPS成長率
9.3%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高1,139億円(前年比7.7%増)、営業利益89.9億円(同13.5%増)と増収増益を達成し、特にヒット商品の貢献で収益性が向上。
- 自己資本比率は85.8%と極めて高く、次期より配当性向を「50%程度」に引き上げる新たな株主還元方針を発表するなど、還元姿勢を強化。
- 営業キャッシュフローが純利益を上回る健全な構造を維持しており、448億円の潤沢な手元資金を背景に財務の安全性は非常に高い。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 第3四半期 、2026-01-30 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 33.9億円 / 予想: 98.0億円
+40.3%
売上高
実績: 299.9億円 / 予想: 1200.0億円
+7.6%
2Q
営業利益
実績: 61.4億円 / 予想: 108.0億円
+46.9%
売上高
実績: 589.8億円 / 予想: 1200.0億円
+8.2%
3Q
営業利益
実績: 105.6億円 / 予想: 113.0億円
+37.8%
売上高
実績: 956.4億円 / 予想: 1200.0億円
+6.5%
3行解説
- 第3四半期累計の営業利益が前年同期比37.8%増と爆発的に成長。独自開発家電「ゴリラのハイパワー」シリーズ等の大ヒットにより収益構造が劇的に改善。
- 通期業績予想および配当予想(年間85円→100円)を上方修正。第3四半期時点で利益進捗率が93%を超えており、さらなる上振れも期待できる異例の勢い。
- 卸売型モデルでの在庫最適化を進める一方で、高利益率の開発型モデルが利益成長を牽引する「量から質への転換」が鮮明となった決算。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +37.8% | -1.2% | -2.5% | +4.8% | +4.0% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +46.9% | +1.9% | +5.7% | +11.1% | +13.7% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | +40.3% | -0.5% | +3.5% | +0.3% | +5.7% |
| 2025-05-09 | 2025年3月期 通期 | +13.5% | +0.6% | +1.0% | +4.6% | +6.6% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +6.4% | -0.9% | -0.3% | +2.0% | +7.8% |
有価証券報告書
2025-06-26 有価証券報告書-第49期(2024/04/01-2025/03/31)