短信要約
1. 要点(3行)
- 減収減益と「予想未定」のダブルパンチ: 2025年3月期は売上高244.22億円(前期比6.6%減)、営業利益11.34億円(23.6%減)と低迷し、さらに次期の業績・配当予想を「精査中につき未定」としたことが市場に強い不透明感を与えている。
- 主力事業の失速: 中国市場の減速に伴うFA機器の在庫調整長期化や、主要顧客の生産調整が響き、主力の電気機器・産業用システムおよび電子デバイス部門が軒並み減収となった。
- 強気な株主還元策の裏側: 業績悪化の一方で、自己株式の取得(約25.22億円)と消却、年間配当を前期の95円から130円へ大幅増配するなど、資本効率向上と株主還元を優先する姿勢が鮮明。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期(通期)の連結業績は、売上高244.22億円(前期比6.6%減)、営業利益11.34億円(23.6%減)、経常利益11.77億円(23.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益8.73億円(18.5%減)となりました。
- 進捗率と勢い: 本決算のため進捗率は100%ですが、前期(2024年3月期)が売上高13.1%増、営業利益34.7%増と絶好調であったのに対し、今期は二桁の減益に転じており、成長のモメンタムは明らかに「急減速」しています。特に下半期にかけて中国市場の影響や在庫調整の長期化が顕在化した形です。
3. セグメント別のモメンタム
- 電気機器・産業用システム(減速): 売上高106.73億円(前期比8.6%減)。建設関連は回復基調にあるものの、中国市場の減速と在庫調整がFA機器を直撃しました。
続きで読める項目(スタンダードプラン以上)
- 🔒 直近の業績と進捗率
- 🔒 セグメント別のモメンタム
- 🔒 予想の修正と背景
- 🔒 キャッシュフローと財務の急変
- 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
- 🔒 懸念点と不確実性
- 🔒 総評
上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。
プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 244.2億円 | -6.6% | 261.5億円 |
| 営業利益 | 11.3億円 | -23.6% | 14.8億円 |
| 経常利益 | 11.8億円 | -23.1% | 15.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 8.7億円 | -18.5% | 10.7億円 |
| 包括利益 | 9.4億円 | -31.3% | 13.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 431.76円 | — | 468.23円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 204.0億円 | 239.6億円 |
| 純資産 | 117.3億円 | 135.4億円 |
| 自己資本比率 | 57.5% | 56.5% |
| 自己資本 | 117.3億円 | 135.4億円 |
| 1株当たり純資産 | 7,224.09円 | 5,920.52円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 6.9% | 8.3% |
| ROA(総資産経常利益率) | 5.3% | 6.8% |
| 売上高営業利益率 | 4.6% | 5.7% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 23.3億円 | 20.4億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 2.5億円 | 15,000,000円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -27.6億円 | -1.6億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 46.9億円 | 48.6億円 |
来期予想
業績予想は開示されていません。
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 35円 | 40円 |
| 期末 | 60円 | 90円 |
配当性向:当期 30.1% / 前期 20.3%
純資産配当率:当期 2.0% / 前期 1.6%