ダイコー通産株式会社は、CATV(ケーブルテレビ)および情報通信インフラの構築に欠かせない、電線・ケーブル、接続材料、通信機器などを取り扱う独立系の専門商社です。
- 主要製品・サービス: 光ケーブル、同軸ケーブル、架線金物、CATV用アンプ、デジタル放送関連機器など。自社ブランド「DANシリーズ」も展開。
- 主要顧客: 通信工事施工業者、電気通信事業者、電力会社、官公庁など(具体例として扶桑電通、住友電設などへの売上実績あり)。
- 競合環境: 独立系商社として、特定のメーカーに依存せず約450社の仕入先と約2,700社の販売先を持つ広範なネットワークが強み。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-29 提出)収益性
営業利益率
5.4%
≧10%が優良
ROA
7.0%
≧5%が優良
ROE
10.0%
≧10%が優良
ROIC
8.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
26.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
32.3%
≧10%が優良
EPS成長率
35.6%
≧10%が優良
3行解説
- 業績急拡大: 消防デジタル通信設備やデータセンター関連の大型案件が牽引し、売上高は前期比26.2%増の217.28億円、営業利益は同32.3%増の11.71億円と過去最高水準を達成。
- 収益性の向上: ROEが7.8%から10.0%へ上昇し、2桁台を回復。創立50周年記念配当(8円)を含め、1株当たり配当を前期の49円から60円へと大幅に増配。
- 成長投資と課題: 東日本ブロックのシェア拡大を狙い東京営業所を新築移転。一方、消防デジタル等の大型案件が終息局面にあるため、次なる成長領域(FTTH化、防災無線等)の獲得が急務。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-10 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.3億円 / 予想: 12.0億円
-2.1%
売上高
実績: 48.3億円 / 予想: 212.6億円
+3.3%
2Q
営業利益
実績: 6.6億円 / 予想: 12.0億円
+8.9%
売上高
実績: 110.0億円 / 予想: 212.6億円
+6.6%
3Q
営業利益
実績: 10.8億円 / 予想: 12.0億円
+13.0%
売上高
実績: 170.5億円 / 予想: 212.6億円
+2.3%
3行解説
- 売上高が前年同期比2.4%増の170.5億円に対し、営業利益が13.0%増の10.76億円と、増収幅を大きく上回る利益成長を達成。
- 東日本ブロックでの大型消防通信設備や防災行政無線案件の受注が牽引し、商品別では「材料」や「機器」の利益率改善が寄与。
- 通期計画に対する各段階利益の進捗率が約90%に達しており、期末に向けて極めて高い達成水準にある。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-10 | 2026年5月期 第3四半期 | +13.0% | +1.3% | +3.0% | — | — |
| 2026-01-09 | 2026年5月期 第2四半期 | +8.9% | +2.1% | -4.0% | -6.7% | -1.0% |
| 2025-10-10 | 2026年5月期 第1四半期 | -2.1% | +2.3% | +1.3% | -3.8% | -7.4% |
| 2025-07-10 | 2025年5月期 通期 | +32.3% | +4.4% | -5.1% | -11.1% | -5.0% |
| 2025-04-10 | 2025年5月期 第3四半期 | +51.1% | -6.2% | -2.6% | -9.1% | -5.7% |
| 2025-01-10 | 2025年5月期 第2四半期 | +51.0% | +3.5% | +4.5% | +4.9% | +5.2% |
有価証券報告書
2025-08-29 有価証券報告書-第50期(2024/06/01-2025/05/31)