マニー株式会社は、手術用縫合針、眼科ナイフ、歯科用治療機器などを手掛ける医療機器メーカーです。開発から製造・販売まで一貫して手掛け、特に「世界一の品質」を掲げたグローバル・ニッチ・トップ戦略を強みとしています。
- 主要製品:
- サージカル関連: 眼科ナイフ(白内障手術用など)、皮膚縫合器。
- アイレス針関連: 手術用針付縫合糸およびその材料(針)。
- デンタル関連: 根管治療機器(リーマ・ファイル)、回転切削機器(ダイヤバー)。
- 主要顧客: 世界各国のディストリビューターおよび糸メーカー。特定の顧客への依存度は低く、分散されています。
- 競合環境: 治療の低侵襲化や技術革新が進む一方、新興国での自国産優遇政策やコスト競争が激化しています。同社は「独立系針メーカーとして世界No.2」の地位を維持・強化する方針です。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-08 期末、2025-11-18 提出)収益性
営業利益率
27.3%
≧10%が優良
ROA
14.2%
≧5%が優良
ROE
8.8%
≧10%が優良
ROIC
10.0%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
5.1%
≧10%が優良
営業利益成長率
-2.4%
≧10%が優良
EPS成長率
-26.1%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は299億6,800万円(前期比5.1%増)と過去最高を更新したが、中国での製品自主回収とドイツ子会社の減損損失により、親会社株主に帰属する当期純利益は46億4,300万円(同26.1%減)の大幅減益。
- サージカル事業が欧米・アジアで好調(利益16.6%増)を維持する一方、デンタル事業は中国でのダイヤバー自主回収によりセグメント利益が40.9%減となり、明暗が分かれた。
- 新中期経営計画「2029」を公表し、200億円のM&A投資枠設定や米国MST社との提携、ROE16%目標など、資本効率重視の積極的な成長フェーズへの転換を鮮明にしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-08 第2四半期 、2026-04-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 22.6億円 / 予想: 92.0億円
+7.0%
売上高
実績: 78.3億円 / 予想: 328.0億円
+2.3%
2Q
営業利益
実績: 51.0億円 / 予想: 92.0億円
+22.2%
売上高
実績: 161.1億円 / 予想: 328.0億円
+8.8%
3行解説
- 中国での「マニーダイヤバー」販売再開が想定以上のペースで進捗し、第2四半期として過去最高の売上高・営業利益を達成。
- 利益成長に伴い、第2四半期末(中間)配当を当初予想の16円から17円へ増額。通期業績予想に対する各段階利益の進捗率は6割前後に達し、非常に高い水準。
- ドイツ販売代理店iRIS社の持分法適用関連会社化や、次世代製品「JIZAI」の本格稼働準備など、欧州・アジアでの成長基盤強化を加速。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-14 | 2026年8月期 第2四半期 | +22.2% | -1.2% | +20.4% | — | — |
| 2026-01-14 | 2026年8月期 第1四半期 | +7.0% | -0.6% | +7.0% | +2.2% | +4.3% |
| 2025-10-08 | 2025年8月期 通期 | -2.4% | +0.3% | +18.3% | +9.7% | +4.8% |
| 2025-07-09 | 2025年8月期 第3四半期 | -5.6% | -0.6% | -4.5% | -2.4% | -6.7% |
| 2025-04-09 | 2025年8月期 第2四半期 | -0.6% | -0.3% | -15.5% | -13.2% | -16.9% |
| 2025-01-08 | 2025年8月期 第1四半期 | -5.2% | +2.2% | -17.3% | -25.3% | -22.9% |
有価証券報告書
2025-11-18 有価証券報告書-第66期(2024/09/01-2025/08/31)