ウイルコホールディングス 四半期進捗

決算短信(2025-10 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 赤字幅の大幅拡大と構造改革: 2025年10月期は売上高84.78億円(前期比1.4%減)、親会社株主に帰属する当期純損失9.48億円(前期は4.36億円の赤字)と苦境が鮮明。減損損失や工場再編費用等の特別損失計上が重くのしかかった。
  • 財務基盤の急激な脆弱化: 大規模な自己株式の公開買付け(約9.8億円)と当期純損失により、純資産が35.7億円から14.1億円へ激減。自己資本比率は38.4%から17.9%へ急低下し、財務リスクが高まっている。
  • 「株式会社ウエーブ」買収による事業転換: ネット印刷大手を買収しFA事業にも参入。2026年10月期は売上高95億円、営業利益1.5億円とV字回復を計画するが、買収シナジーの早期発現が至上命題となっている。

2. 直近の業績と進捗率

  • 売上高: 84.78億円(前期比1.4%減)
  • 営業利益: △6.23億円(前期は△2.13億円)
  • 経常利益: △6.51億円(前期は△1.70億円)
  • 当期純利益: △9.48億円(前期は△4.36億円)
  • 進捗と勢い: 本決算のため通期着地。売上は微減にとどまったが、原材料費や物流費の高騰に加え、東京支店の移転費用や工場再編に関連する一過性費用が利益を圧迫した。特別損失として減損損失4.63億円、工場再編関連費用1.46億円などを計上しており、将来に向けた「負の遺産の清算」を断行した形だが、赤字の勢いは前期より加速している。

3. セグメント別のモメンタム

  • 情報・印刷事業(勢い:減速・転換期):

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進捗詳細

今期実績

2024-11 〜 2025-10

項目 当期 前年比 前年同期 2023-11 〜 2024-10
売上高 84.8億円 -1.4% 86.0億円
営業利益 -6.2億円 -2.1億円
経常利益 -6.5億円 -1.7億円
当期純利益(親会社帰属) -9.5億円 -4.4億円
包括利益 -11.7億円 -6.8億円
1株当たり当期純利益 -39.75円 -17.76円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-10末 2024-10末
総資産 79.2億円 92.9億円
純資産 14.2億円 35.7億円
自己資本比率 17.9% 38.4%
自己資本 14.2億円 35.7億円
1株当たり純資産 91.31円 145.14円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) -38.0% -11.1%
ROA(総資産経常利益率) -7.6% -1.7%
売上高営業利益率 -7.4% -2.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー -6.7億円 -4.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -86,000,000円 -5.6億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -6.5億円 -5.8億円
期末現金及び現金同等物残高 6.0億円 20.0億円

来期予想

2025-11 〜 2026-10

項目 予想 前年比(予想)
売上高 95.0億円 +12.0%
営業利益 1.5億円
経常利益 1.4億円
当期純利益 98,000,000円
1株当たり当期純利益 6.31円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 0円 0円
期末 0円 2円
配当性向:当期 — / 前期 — 純資産配当率:当期 1.7% / 前期 —