TOPPANホールディングス 四半期進捗

決算短信(2026-03 第3四半期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 大型M&Aと事業分離による構造改革の加速: 米SONOCO社のTFP事業買収(約2,800億円規模)による売上増の一方で、高収益なフォトマスク事業(TPC社)の持分法移行に伴う減収減益影響が鮮明となった。
  • 利益面では一時的要因が重なり大幅減益: 営業利益は前年同期比15.1%減の448億円。買収に伴うのれん償却費の増加やM&A関連費用、半導体関連の構造改革費用が重なり、各段階利益で2桁減益となった。
  • 事業ポートフォリオの劇的な転換: 従来の印刷業から「SX(サステナブル)」と「DX」を軸としたグローバル・パッケージング企業への変貌に向け、キャッシュを投じた勝負の決算といえる。

2. 直近の業績と進捗率

今第3四半期の連結累計実績は以下の通りです。

  • 売上高: 1兆3,228億円(前年同期比5.2%増)
  • 営業利益: 448億円(同15.1%減)
  • 経常利益: 527億円(同10.6%減)
  • 親会社株主に帰属する四半期純利益: 581億円(同19.6%減)

通期計画に対する進捗率と勢い:

  • 売上高進捗率:73.9%(前年同期:70.7%)
  • 営業利益進捗率:64.0%(前年同期:77.6%) 売上高はM&A効果で前年を上回るペースで推移していますが、営業利益の進捗は前年同期の77.6%に比べ13ポイント以上遅れています。これはフォトマスク事業の非連結化と、買収したTFP事業ののれん償却(第3四半期末時点で1,817億円を計上)が重くのしかかっているためです。

3. セグメント別のモメンタム

  • 情報コミュニケーション: 【勢い:維持】 売上高6,638億円(2.0%増)、営業利益249億円(21.5%増)。BPOの反動減をセキュアビジネス(政府系ID事業やDZ Card社の買収効果)がカバーし、構造改革による収益性改善が進んでいます。

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進捗詳細

今期累計実績

2025-04 〜 2025-12

項目 当期 前年比 前年同期 2024-04 〜 2024-12
売上高 13228.0億円 +5.2% 12579.7億円
営業利益 448.1億円 -15.1% 527.7億円
経常利益 527.4億円 -10.6% 589.7億円
当期純利益(親会社帰属) 581.3億円 -19.6% 723.0億円
包括利益 766.6億円 -30.2% 1098.3億円
1株当たり当期純利益 202.99円 236.64円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-12末 2025-03末
総資産 24555.5億円 25150.9億円
純資産 13857.0億円 14186.1億円
自己資本比率 53.5% 51.4%
自己資本 13141.4億円 12935.5億円

通期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 17900.0億円 +4.1%
営業利益 700.0億円 -17.7%
経常利益 810.0億円 -9.6%
当期純利益 700.0億円 -22.3%
1株当たり当期純利益 248.12円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 24円 28円
期末 32円 28円 予想
年間合計 56円 56円 予想