伊藤忠商事株式会社は、世界60カ国に約90拠点を有する大手総合商社です。「繊維」「機械」「金属」「エネルギー・化学品」「食料」「住生活」「情報・金融」「第8」の8つのディビジョンカンパニー制を採用しています。 最大の特徴は、伝統的に強みを持つ繊維や食料といった「生活消費分野(川下分野)」への注力です。主要製品・サービスは、衣料品から、自動車、鉄鉱石・石炭、原油・ガス、食料、住宅、ITソリューション、ファミリーマート等のコンビニエンスストア事業まで多岐にわたります。競合他社が資源分野に依存しやすい中、非資源分野で利益を稼ぎ出す独自のビジネスモデルを構築しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-18 提出)収益性
営業利益率
0.2%
≧10%が優良
ROA
0.2%
≧5%が優良
ROE
15.7%
≧10%が優良
ROIC
0.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
-27.7%
≧10%が優良
EPS成長率
11.3%
≧10%が優良
3行解説
- 2025年3月期の連結純利益は8,803億円(前年比9.8%増)と増益を確保し、非資源分野の強さとデサント等の戦略的買収による再評価益が業績を牽引した。
- 「利は川下にあり」を掲げ、デサントやタキロンシーアイの完全子会社化、WECARSの発足など、消費者接点を強化する積極的なM&A投資を加速させている。
- 1株当たり配当200円(前年比40円増)と1,500億円規模の自社株買いを継続し、ROE 15.74%という極めて高い資本効率と積極的な株主還元を両立している。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-01 13:00 提出)進捗
※ 通期業績予想は非開示(実績のみ表示)
1Q
営業利益
実績: 1707.3億円 / 予想: 未開示
-10.4%
売上高
実績: 3.6兆円 / 予想: 未開示
-1.1%
2Q
営業利益
実績: 3541.4億円 / 予想: 未開示
-3.4%
売上高
実績: 7.2兆円 / 予想: 未開示
-0.6%
3Q
営業利益
実績: 5264.4億円 / 予想: 未開示
-2.1%
売上高
実績: 11.0兆円 / 予想: 未開示
-0.5%
通期
営業利益
実績: 7018.9億円 / 予想: 未開示
+2.6%
売上高
実績: 14.8兆円 / 予想: 未開示
+0.7%
3行解説
- 2026年3月期の当社株主に帰属する当期純利益は、前期比2.3%増の9,003億円と過去最高水準を更新。
- 次期(2027年3月期)は純利益9,500億円を計画し、1株当たり44円以上の累進配当と3,000億円以上の自己株式取得を公表。
- 機械や情報・金融セグメントが牽引する一方、繊維や第8カンパニーは一過性利益の反落により減益となるなど、セグメント間で明暗。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-01 | 2026年3月期 通期 | +2.6% | +2.5% | +1.0% | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -2.1% | +0.4% | +4.9% | +1.9% | +0.5% |
| 2025-11-05 | 2026年3月期 第2四半期 | -3.4% | +4.8% | +4.6% | +0.9% | -82.8% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | -10.4% | -1.4% | -2.1% | +0.8% | -0.4% |
| 2025-05-02 | 2025年3月期 通期 | -2.7% | -3.4% | +0.8% | +1.7% | -2.2% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | -0.2% | -4.3% | -6.9% | -2.7% | +1.4% |
有価証券報告書
2025-06-18 有価証券報告書-第101期(2024/04/01-2025/03/31)