短信要約
1. 要点(3行)
- 増収大幅減益の着地:売上高は海外M&A寄与で前年同期比7.1%増の1,447億円となったが、営業利益は同43.8%減の24億円と大きく落ち込んだ。
- 海外卸売事業の急減速:戦略的M&Aで欧州(ドイツ・フランス)を連結化したものの、主要市場の需要低迷と価格競争、為替差損が重なり2.7億円の経常損失(前年は10.6億円の黒字)に転落した。
- 株式分割による流動性向上策:2024年10月1日付での1株→10株の株式分割を発表しており、業績の足踏みに対し、資本政策面でのテコ入れを図る姿勢が見られる。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期の連結業績は以下の通りです。
- 売上収益: 1,447億円(前年同期比 +7.1%)
- 営業利益: 24億円(同 -43.8%)
- 経常利益: 26億円(同 -45.2%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 11億円(同 -60.0%)
通期計画に対する進捗率と勢い: 通期予想(経常利益155億円)に対する進捗率は**16.8%**に留まります。前年同期の進捗率(前年Q1実績47.5億円÷前年通期実績227億円=約20.9%)と比較しても、今期のスタートダッシュは鈍く、通期計画達成には今後の海外事業の立て直しが急務です。
3. セグメント別のモメンタム
- 海外卸売(減速・赤字転落): 売上高はM&A効果で18.3%増の777億円と伸びたが、経常利益は2.7億円の損失。英国・豪州の需要減、ドイツ子会社の再生遅れ、為替差損が利益を圧迫した。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1447.4億円 | +7.1% | 1351.7億円 |
| 営業利益 | 24.3億円 | -43.8% | 43.2億円 |
| 経常利益 | 26.0億円 | -45.2% | 47.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 11.7億円 | -60.0% | 29.2億円 |
| 包括利益 | 3.0億円 | -93.6% | 47.4億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 9.46円 | — | 23.67円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 9.44円 | — | 23.62円 |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 3844.9億円 | 3922.3億円 |
| 純資産 | 1441.8億円 | 1455.7億円 |
| 自己資本比率 | 34.5% | 34.2% |
| 自己資本 | 1325.2億円 | 1339.9億円 |
通期予想
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 営業利益 | 165.0億円 | +9.5% |
| 経常利益 | 155.0億円 | -2.0% |
| 当期純利益 | 85.0億円 | +12.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 69円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 125円 | 14円 予想 |
| 期末 | 12.5円 | 14円 予想 |
| 年間合計 | — | 28円 予想 |