ソーダニッカ株式会社は、無機・有機薬品および合成樹脂を主軸とする化学品専門商社です。自社で薬品貯蔵タンク(ストックポイント)を保有する物流機能を強みとしています。
- 事業内容: 「化学品事業」(か性ソーダ、炭酸ソーダ等の基礎原料)、「機能材事業」(合成樹脂、包装資材、設備工事)、および不動産賃貸や子会社による製造・運送等の「その他事業」を展開。
- 主要顧客: 化学、紙パルプ、食品、洗剤、電機、官公庁など多岐にわたる産業界。
- 競合環境: 化学品商社間の競争に加え、メーカーによる直接販売や環境規制への対応力が問われる環境にあります。同社は「社会と化学のコーディネーター」として、単なる商流だけでなく、受託生産仲介などのサービス提供による差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-18 提出)収益性
営業利益率
3.2%
≧10%が優良
ROA
2.8%
≧5%が優良
ROE
7.4%
≧10%が優良
ROIC
4.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.6%
≧10%が優良
営業利益成長率
-4.7%
≧10%が優良
EPS成長率
19.0%
≧10%が優良
3行解説
- 純利益の大幅増と目標上方修正: 投資有価証券売却益(8.5億円)により親会社株主純利益は21.95億円(前期比18.6%増)を達成し、中期経営計画の最終年度目標を20億円から24億円に上方修正した。
- 本業は微減益もセグメントで明暗: 売上高は651.46億円(前期比1.6%増)と微増したが、物流費や人件費増により営業利益は21.09億円(同4.7%減)。主力化学品は好調(利益9.9%増)だが、機能材はスポット案件減で苦戦(同9.3%減)。
- 財務健全性と効率性の向上: 自己資本比率が40.3%(前期37.1%)へ上昇、売上債権の大幅な回収(47.7億円減)によりキャッシュ・フローが改善し、資本効率を重視した経営へシフトしている。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 14:20 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.3億円 / 予想: 23.4億円
-27.1%
売上高
実績: 160.2億円 / 予想: 705.0億円
+1.6%
2Q
営業利益
実績: 11.9億円 / 予想: 23.4億円
+4.7%
売上高
実績: 329.4億円 / 予想: 705.0億円
+3.7%
3Q
営業利益
実績: 19.4億円 / 予想: 23.4億円
+13.3%
売上高
実績: 501.4億円 / 予想: 705.0億円
+2.5%
通期
営業利益
実績: 24.8億円 / 予想: 未開示
+17.7%
売上高
実績: 666.9億円 / 予想: 未開示
+2.4%
3行解説
- 2026年3月期は、エレクトロニクス向け薬品や包装関連機器の伸長により、営業利益が前期比17.6%増の24.8億円と大幅な増益を達成した。
- 中期経営計画「Go forward STAGE3」の推進により、自己資本比率が40.3%から43.4%へ上昇し、年間配当も44円(前期比4円増)へ増配。
- 次期(2027年3月期)についても、中計最終年度として売上高701億円(5.1%増)、営業利益26.1億円(5.2%増)の連続増収増益を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | +17.7% | +1.2% | — | — | — |
| 2026-02-05 | 2026年3月期 第3四半期 | +13.3% | -2.7% | -5.9% | -5.3% | -12.2% |
| 2025-11-06 | 2026年3月期 第2四半期 | +4.7% | +0.9% | -0.0% | +1.0% | +5.6% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | -27.1% | -1.2% | -0.5% | -4.3% | -11.7% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | -4.7% | +0.1% | +1.6% | +0.1% | +0.3% |
| 2025-02-06 | 2025年3月期 第3四半期 | -5.0% | +2.5% | +2.6% | +4.3% | -5.8% |
有価証券報告書
2025-06-18 有価証券報告書-第78期(2024/04/01-2025/03/31)