三谷産業株式会社は、石川県金沢市に本社を置く、商社機能と製造・コンサルティング機能を併せ持つ多角化企業グループです。「化学品」「樹脂・エレクトロニクス」「情報システム」「空調設備工事」「住宅設備機器」「エネルギー」の6事業セグメントを中心に展開しています。主要な製品・サービスは、空調設備の設計・施工、化学品の販売および受託製造、自動車向け樹脂成形品、システムインテグレーションなど多岐にわたります。特にベトナムでの事業展開に30年以上の歴史があり、製造・エンジニアリング拠点を有している点が大きな特徴です。競合環境としては、各事業分野で専門商社や設備工事会社と競合しますが、セグメントを横断した「複合力」を強みとしています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-16 提出)収益性
営業利益率
2.0%
≧10%が優良
ROA
2.2%
≧5%が優良
ROE
5.2%
≧10%が優良
ROIC
2.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
7.5%
≧10%が優良
営業利益成長率
24.5%
≧10%が優良
EPS成長率
18.0%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高が1,030億72百万円と上場以来初めて1,000億円を突破し、親会社株主に帰属する当期純利益(24億40百万円)とともに過去最高を更新した。
- 空調設備工事事業が大型案件の進捗により業績を牽引した一方、住宅設備機器事業は独自ブランドの販促費増により4億69百万円の営業損失を計上し足かせとなった。
- 自己資本比率50.7%、営業キャッシュ・フロー42億36百万円と財務基盤は堅実だが、ROEは5.17%に留まっており、資本効率の向上が中長期的な課題である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-04-27 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 4.0億円 / 予想: 22.5億円
+13233.3%
売上高
実績: 256.5億円 / 予想: 1100.0億円
+13.5%
2Q
営業利益
実績: 16.9億円 / 予想: 22.5億円
+124.4%
売上高
実績: 566.2億円 / 予想: 1100.0億円
+16.2%
3Q
営業利益
実績: 29.3億円 / 予想: 30.0億円
+77.5%
売上高
実績: 865.3億円 / 予想: 1160.0億円
+14.0%
通期
営業利益
実績: 33.8億円 / 予想: 未開示
+62.9%
売上高
実績: 1175.3億円 / 予想: 未開示
+14.0%
3行解説
- 2026年3月期は売上高・各段階利益ともに過去最高を更新し、情報システム事業の特需や化学品の好調が業績を大きく牽引した。
- 一方、2027年3月期の通期予想は「NEXTGIGAスクール」案件の剥落や中東情勢による地政学リスクを織込み、減収減益の慎重な見通し。
- 財務面では営業キャッシュ・フローが大幅に改善し、有利子負債の削減が進んだことで自己資本比率が55.9%まで向上している。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-27 | 2026年3月期 通期 | +62.9% | -13.7% | -17.4% | — | — |
| 2026-01-30 | 2026年3月期 第3四半期 | +77.5% | -1.6% | +9.0% | +6.7% | +20.1% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | +124.4% | -0.1% | +2.9% | +9.4% | +11.1% |
| 2025-07-31 | 2026年3月期 第1四半期 | +13233.3% | +4.5% | +5.4% | +3.9% | +14.6% |
| 2025-04-28 | 2025年3月期 通期 | +24.5% | +1.2% | -2.9% | -7.4% | -4.8% |
| 2025-01-31 | 2025年3月期 第3四半期 | +29.3% | +0.1% | +4.4% | +7.1% | +6.8% |
有価証券報告書
2025-06-16 有価証券報告書-第100期(2024/04/01-2025/03/31)