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スルガ銀行 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

スルガ銀行(8358)の2025年3月期決算および今後の見通しについて、証券アナリストの視点で分析・要約します。

1. 要点(3行)

  • 利益の大幅成長と与信費用の抑制: 親会社株主に帰属する当期純利益は201億円(前期比31.2%増)と大幅伸長。実質与信費用が21億円の戻益となるなど、資産の質の改善が利益を押し上げた。
  • 攻めの株主還元姿勢: 2025年3月期の年間配当を29円(前期比8円増)に増額し、次期(2026年3月期)はさらに37円への大幅増配を予告。配当性向30.8%を目指す方針を鮮明にした。
  • 新基準下での自己資本維持: バーゼルIII最終化基準の適用により連結自己資本比率は11.84%(前期の旧基準14.44%から低下)となったが、実質的な財務健全性は維持されており、成長投資と還元の両立が可能な水準。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は、経常収益が910億92百万円(前期比0.3%減)とほぼ横ばいながら、経常利益は261億59百万円(同26.7%増)と大きく着地しました。

  • 利益進捗: 通期計画に対する進捗率は、期中に上方修正された数値を概ねクリア。特に最終利益は201億円に達し、前年の153億円から3割以上の増益を達成しました。
  • 勢いの変化: 貸出金利回りは2.69%(前期比0.11ポイント低下)と低下傾向にありますが、貸出金残高が2兆1,838億円(前期末比1,171億円増)と5.6%増加しており、量的拡大で補う局面に入っています。

3. セグメント別のモメンタム

報告セグメントを「銀行」に一本化しており、その中での内訳が重要です。

  • 勢い(成長): ストラクチャードファイナンスが2,573億円(前期末比851億円増)と急伸。投資型マンション等を含む法人向け投資用不動産ローンも実行額が前年比123億円増の590億円となるなど、新領域の推進に「勢い」があります。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
経常収益 910.9億円 +0.3% 914.5億円
経常利益 261.6億円 +26.7% 206.4億円
当期純利益(親会社帰属) 201.8億円 +31.2% 153.8億円
包括利益 164.5億円 +49.1% 323.3億円
1株当たり当期純利益 106.84円 75.44円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 34622.7億円 35607.4億円
純資産 2958.2億円 2951.2億円
自己資本比率 8.5% 8.2%
自己資本 2957.1億円 2950.1億円
1株当たり純資産 1,609.96円 1,532.15円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.8% 5.4%
ROA(総資産経常利益率) 0.7% 0.5%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 2084.8億円 930.8億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 564.5億円 451.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 159.2億円 82.5億円
期末現金及び現金同等物残高 6844.6億円 9653.0億円

来期予想

項目 予想 前年比(予想)
経常利益 275.0億円 +5.1%
当期純利益 220.0億円 +9.0%
1株当たり当期純利益 119.77円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 7円 14.5円
期末 14円 14.5円
配当性向:当期 27.1% / 前期 27.8% 純資産配当率:当期 1.8% / 前期 1.4%

メモ

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