短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅増益の着地: 2025年3月期の経常利益は前期比63.8%増の12.91億円と急伸。与信費用の減少(貸倒引当金繰入額の抑制)と、日銀の政策変更に伴う貸出金利息の増加が利益を押し上げた。
- 有価証券含み損の深刻化: 当期純利益(9.54億円)を計上した一方で、保有証券の評価損が拡大。その他有価証券評価差額金が24.11億円減少したことで、包括利益は15.18億円の赤字となり、自己資本を圧迫している。
- 次期の大幅減益予想: 2026年3月期の通期計画は、親会社株主に帰属する当期純利益が前期比21.4%減の7.5億円を見込む。収益環境の厳しさを背景に、保守的な見通しを示している。
2. 直近の業績と進捗率
2025年3月期の連結業績は以下の通りです。
- 経常収益: 96.75億円(前期比4.6%減)
- 経常利益: 12.91億円(前期比63.8%増)
- 親会社株主に帰属する当期純利益: 9.54億円(前期比51.0%増)
進捗分析: 本決算のため通期計画(修正後)に対しては100%の着地ですが、期初予想や市場の期待を利益面で大きく上回りました。特に銀行単体の経常利益(12.12億円)が前期の7.44億円から大きく改善しており、本業の収益性は回復基調にあります。ただし、経常収益の減少は有価証券関係収益の減少が響いており、増収増益の局面には至っていません。
3. セグメント別のモメンタム
- 銀行業(勢い:回復):
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プランをアップグレード進捗詳細
今期実績
2024-04 〜 2025-03
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2023-04 〜 2024-03 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 96.8億円 | -4.6% | 101.5億円 |
| 経常利益 | 12.9億円 | +63.8% | 7.9億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 9.5億円 | +51.0% | 6.3億円 |
| 包括利益 | -15.2億円 | — | 13.1億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 177.35円 | — | 116.68円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-03末 | 2024-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 5484.2億円 | 5522.0億円 |
| 純資産 | 293.5億円 | 313.0億円 |
| 自己資本比率 | 5.1% | 5.5% |
| 自己資本 | 284.5億円 | 304.3億円 |
| 1株当たり純資産 | 5,339.53円 | 5,613.08円 |
収益性指標
| 指標 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| ROE(自己資本当期純利益率) | 3.2% | 2.1% |
| ROA(総資産経常利益率) | 0.2% | 0.1% |
キャッシュ・フロー
| 項目 | 当期 | 前期 |
|---|---|---|
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | -40.4億円 | 26.4億円 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | 18.7億円 | 9.7億円 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | -4.5億円 | -2.7億円 |
| 期末現金及び現金同等物残高 | 297.9億円 | 324.2億円 |
来期予想
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 経常利益 | 10.0億円 | -22.5% |
| 当期純利益 | 7.5億円 | -21.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 139.32円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 25円 | 25円 |
| 期末 | 25円 | 25円 |
配当性向:当期 28.1% / 前期 42.8%
純資産配当率:当期 0.9% / 前期 0.9%