短信要約
1. 要点(3行)
- 大幅減益も構造改革を断行: 経常利益は前年同期比53.3%減の16.6億円と大幅な減益。ただし、これは有価証券ポートフォリオ再構築に伴う売却損の「前倒し計上」が主因であり、将来の収益力強化に向けた膿出しの側面が強い。
- 本業の貸出金収益は拡大: 金利上昇を背景に、単体ベースの資金利益は74.2億円(前年同期比1.8億円増)、貸出金利息は64.5億円(同13.0億円増)と本業の収益力は着実に向上している。
- ポートフォリオ再構築の進展: 有価証券残高は前期末比で205億円減少(5,583億円)。含み損を抱える債券の売却損を計上したことで、期末のその他有価証券評価差額金はマイナス107億円と、前期末(マイナス136億円)から28億円改善した。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期(3ヵ月累計)の連結業績は以下の通り。
- 経常収益: 135億95百万円(前年同期比 8.8%減)
- 経常利益: 16億69百万円(同 53.3%減)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 12億42百万円(同 49.9%減)
通期計画(利益80億円)に対する進捗率と勢い:
- 純利益進捗率: 15.5%(前年同期の通期実績に対する進捗率は約22.5%であったため、今期は出足が鈍い)
- 勢いの変化: 前年同期に計上した株式等売却益の反動減(13.1億円減)に加え、有価証券売却損の先行計上が重くのしかかった。ただし、本業の貸出金収益は増勢にあり、一過性要因を除いた実質的な稼ぐ力は損なわれていない。
3. セグメント別のモメンタム
- 銀行業(減速・調整): 経常利益は14億87百万円(前年同期比56.2%減)と大幅減速。前述の債券ポートフォリオの入れ替えに伴う売却損計上が響いた。一方で、貸出金残高は2兆2,637億円(前期末比154億円増)と順調に積み上がっている。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 135.9億円 | +8.8% | 149.1億円 |
| 経常利益 | 16.7億円 | +53.3% | 35.8億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 12.4億円 | +49.9% | 24.8億円 |
| 包括利益 | 39.9億円 | — | 36.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 73.53円 | — | 147.68円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 73.09円 | — | 146.21円 |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 32571.3億円 | 31777.9億円 |
| 純資産 | 1195.2億円 | 1163.7億円 |
| 自己資本比率 | 3.6% | 3.6% |
| 自己資本 | 1193.5億円 | 1162.0億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 経常収益 | 560.0億円 | +1.3% |
| 経常利益 | 115.0億円 | +4.5% |
| 当期純利益 | 80.0億円 | +6.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 473.63円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 40円 | 45円 予想 |
| 期末 | 50円 | 45円 予想 |
| 年間合計 | 90円 | 90円 予想 |
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