リコーリース株式会社は、リコーグループにおける国内唯一の金融事業会社です。親会社である株式会社リコーの製品販売を支援する「販売支援リース(ベンダーリース)」をDNAとし、中小企業を中心とした約40万社の顧客基盤を強みとしています。事業内容は、ファイナンス・リースや割賦、法人向け融資を行う「リース&ファイナンス事業」、集金代行やファクタリング、リロケーション等を行う「サービス事業」、太陽光発電や不動産賃貸を行う「インベストメント事業」の3本柱で構成されています。競合環境としては、銀行系リース会社やメーカー系リース会社が存在しますが、小口大量の契約を効率的に処理するノウハウと独自の審査システムで差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-20 提出)収益性
営業利益率
7.0%
≧10%が優良
ROA
1.7%
≧5%が優良
ROE
6.9%
≧10%が優良
ROIC
1.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
1.2%
≧10%が優良
営業利益成長率
3.4%
≧10%が優良
EPS成長率
38.8%
≧10%が優良
3行解説
- 連結売上高は3,121億円(前年比1.2%増)、営業利益は217億円(同3.4%増)と過去最高益を更新し、ROEも6.9%へ向上。
- リース資産等の積み上げにより営業キャッシュ・フローは943億円の赤字だが、中長期的な収益源の確保というビジネスモデル上の特性。
- 株主還元を強化しており、年間配当は180円(30円増配)、2030年3月期には配当性向50%を目安とする累進的方針を明示。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-08 14:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 49.3億円 / 予想: 190.0億円
-3.4%
売上高
実績: 824.1億円 / 予想: 3200.0億円
+8.9%
2Q
営業利益
実績: 111.1億円 / 予想: 190.0億円
-2.6%
売上高
実績: 1708.9億円 / 予想: 3200.0億円
+11.2%
3Q
営業利益
実績: 164.5億円 / 予想: 190.0億円
-4.0%
売上高
実績: 2543.2億円 / 予想: 3200.0億円
+10.5%
通期
営業利益
実績: 206.2億円 / 予想: 未開示
-5.1%
売上高
実績: 3385.8億円 / 予想: 未開示
+8.5%
3行解説
- 2026年3月期(2025年度)は売上高が3,385億円(前年比8.5%増)と伸長した一方、サービス事業ののれん減損等の影響で純利益は128億円(同18.1%減)と減益で着地。
- 次期(2027年3月期)は売上高3,700億円(同9.3%増)を計画するも、金利上昇に伴う資金原価増等を見込み、営業利益は176億円(同14.7%減)と2期連続の営業減益を予想。
- 株主還元策として、2027年3月期より2032年3月期まで特別配当を実施する方針を決定。次期の年間配当は前期比71円増の256円(配当性向66.3%)と大幅増配を予定。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-08 | 2026年3月期 通期 | -5.1% | -4.2% | — | — | — |
| 2026-02-06 | 2026年3月期 第3四半期 | -4.0% | -3.9% | -2.9% | +1.6% | -1.5% |
| 2025-11-07 | 2026年3月期 第2四半期 | -2.6% | -1.5% | -1.6% | -1.4% | -1.7% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | -3.4% | +0.5% | -1.8% | -1.2% | -0.4% |
| 2025-05-02 | 2025年3月期 通期 | +3.4% | -3.8% | -4.8% | -8.6% | -11.2% |
| 2025-02-05 | 2025年3月期 第3四半期 | +0.7% | -0.5% | +1.1% | +5.8% | +13.1% |
有価証券報告書
2025-06-20 有価証券報告書-第49期(2024/04/01-2025/03/31)