短信要約
1. 要点(3行)
- 戦略的損失による赤字転落と通期据え置き: 生命保険事業でのALM(資産負債の総合管理)に基づく債券売却損計上により、中間純損益は174億円の赤字となったが、通期利益予想は据え置いた。
- 大規模な再保険出再による利益押し上げ: 後発事象として、米ドル建終身保険の再保険出再を決定。これにより下期に約1,100億円の経常利益増加を見込んでおり、中間期の赤字を十分に補填する計画。
- 損保の躍進と銀行の苦戦: 損害保険事業が前年同期比111.6%増益と牽引する一方、銀行事業は住宅ローン関連収益の減少や経費増により42.7%減益と、セグメント間で明暗が分かれた。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第2四半期(累計)の連結業績は以下の通りです。
- 経常収益: 1兆5,324億円(前年同期比 +19.4%)
- 経常利益: △193億円(前年同期は256億円の黒字)
- 中間純利益: △174億円(前年同期は178億円の黒字)
通期計画に対する進捗率:
- 経常利益: 進捗率 マイナス(通期予想1,220億円に対し△193億円)
- 当期純利益: 進捗率 マイナス(通期予想820億円に対し△174億円)
前年同期の経常利益進捗率は通期実績に対して相応のプラスでしたが、今期は意図的な債券売却損(生命保険事業)により、表面上の数字は極めて低調です。ただし、後述する再保険取引による1,100億円の利益上乗せが確定的なため、実質的な進捗は計画に沿ったものと判断されます。
3. セグメント別のモメンタム
- 生命保険事業(減速・戦略的赤字):
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 経常収益 | 15324.3億円 | +19.4% | 12837.8億円 |
| 経常利益 | -193.5億円 | — | 256.7億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -174.7億円 | — | 178.1億円 |
| 包括利益 | -217.3億円 | — | 440.3億円 |
| 1株当たり当期純利益 | -2.44円 | — | 2.49円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 241066.8億円 | 233709.2億円 |
| 純資産 | 6481.1億円 | 6697.5億円 |
| 自己資本比率 | 2.7% | 2.9% |
| 自己資本 | 6480.1億円 | 6697.4億円 |
通期予想
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 経常利益 | 1220.0億円 | +171.8% |
| 当期純利益 | 820.0億円 | +4.1% |
| 1株当たり当期純利益 | 11.47円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 期末 | — | 3.5円 予想 |
| 年間合計 | — | 3.5円 予想 |