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太平洋興発 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

太平洋興発株式会社(8835)の2025年3月期決算短信に基づき、足元の変化と今後の見通しを分析・要約します。

1. 要点(3行)

  • 増収減益の着地: 2025年3月期は、商事セグメントでの輸入炭販売増により売上高は420.76億円(前期比2.4%増)と伸長したが、原材料高騰が響き経常利益は5.66億円(同44.7%減)の大幅減益となった。
  • 肥料セグメントの赤字転落: 農業用肥料の原材料価格高騰を吸収できず、肥料事業が1.13億円の営業損失(前年は1.09億円の黒字)に陥ったことが全体の利益を押し下げた。
  • 次期は「減収増益」を計画: 2026年3月期は売上高を368億円(12.5%減)と厳しく見積もる一方、選択と集中による経営効率化で営業利益11.6億円(35.3%増)へのV字回復を狙う。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期(通期)の実績は以下の通りです。

  • 売上高: 420.76億円(前期比 +2.4%)
  • 営業利益: 8.57億円(前期比 △29.6%)
  • 経常利益: 5.66億円(前期比 △44.7%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 3.82億円(前期比 △39.0%)

通期計画に対する進捗について、売上高は微増を確保したものの、各段階利益は前期実績から3割〜4割超の減少となっており、収益性の悪化が顕著です。特に経常利益以下の落ち込みが激しく、前年同期の勢いからは明確に失速しています。

3. セグメント別のモメンタム

  • 商事(勢い:横ばい〜微減速): 売上高277.15億円(6.7%増)。輸入炭の販売数量は伸びており需要は堅調だが、利益率の低下により営業利益は4.6億円(12.1%減)に留まる。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 420.8億円 +2.4% 411.0億円
営業利益 8.6億円 -29.6% 12.2億円
経常利益 5.7億円 -44.7% 10.2億円
当期純利益(親会社帰属) 3.8億円 -39.0% 6.3億円
包括利益 1.9億円 -75.1% 7.7億円
1株当たり当期純利益 49.16円 80.57円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 477.4億円 448.5億円
純資産 160.9億円 162.1億円
自己資本比率 32.8% 35.2%
自己資本 156.6億円 157.8億円
1株当たり純資産 2,013.32円 2,028.57円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 2.4% 4.0%
ROA(総資産経常利益率) 1.2% 2.3%
売上高営業利益率 2.0% 3.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 9.1億円 5.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -10.3億円 -7.4億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 2.4億円 -4.7億円
期末現金及び現金同等物残高 49.6億円 48.4億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 368.0億円 -12.5%
営業利益 11.6億円 +35.3%
経常利益 8.2億円 +44.7%
当期純利益 5.2億円 +36.0%
1株当たり当期純利益 66.84円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 39円 39円
配当性向:当期 79.3% / 前期 48.4% 純資産配当率:当期 1.9% / 前期 2.0%