短信要約
株式会社誠建設工業(8995)の2026年3月期 第1四半期決算について、アナリストの視点で要約・分析いたします。
1. 要点(3行)
- 減収および赤字幅の拡大: 売上高は前年同期比17.3%減の4.25億円に落ち込み、営業利益、経常利益、純利益ともに前年同期から赤字幅が拡大する厳しい着地となった。
- 市場環境の悪化: 住宅ローン金利の上昇による顧客の購買意欲低下に加え、建築コストの高騰(土地仕入価格・原材料費)が利益を圧迫する二重苦の状況にある。
- 通期計画への不透明感: 第1四半期時点で各段階利益が赤字であり、通期での黒字化(営業利益1.1億円)に向けては第2四半期以降に極めて高いハードルが残されている。
2. 直近の業績と進捗率
- 売上高: 4.25億円(前年同期比 -17.3%)
- 営業利益: △0.39億円(前年同期は△0.23億円)
- 経常利益: △0.36億円(前年同期は△0.19億円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △0.24億円(前年同期は△0.14億円)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高進捗率:13.2%(通期予想32.2億円に対し)
- 利益進捗率:赤字のため算出不能。 前年同期の売上進捗率(約15.6%)と比較しても2.4ポイント低下しており、勢いは明らかに減速しています。通期黒字化のためには残りの3四半期で毎月平均1.6億円以上の売上、かつ大幅な利益率改善が必要です。
3. セグメント別のモメンタム
- 戸建分譲住宅事業(減速): 売上高4.16億円(前年同期比17.3%減)。主力事業であるが、住宅ローン金利上昇による需要減退の影響を強く受けている。耐震・制震などの付加価値化を進めるも、販売戸数の伸び悩みが見られる。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 4.3億円 | -17.3% | 5.1億円 |
| 営業利益 | -39,000,000円 | — | -23,000,000円 |
| 経常利益 | -36,000,000円 | — | -19,000,000円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | -24,000,000円 | — | -14,000,000円 |
| 包括利益 | -2,000,000円 | — | -2,000,000円 |
| 1株当たり当期純利益 | -12.23円 | — | -7.27円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 69.2億円 | 69.5億円 |
| 純資産 | 39.3億円 | 39.8億円 |
| 自己資本比率 | 56.8% | 57.3% |
| 自己資本 | 39.3億円 | 39.8億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,953.84円 | 1,980.29円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 32.2億円 | -1.6% |
| 営業利益 | 1.1億円 | +450.0% |
| 経常利益 | 90,000,000円 | +500.0% |
| 当期純利益 | 60,000,000円 | +30.4% |
| 1株当たり当期純利益 | 29.82円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 予想 |
| 期末 | 25円 | 25円 予想 |
| 年間合計 | 25円 | 25円 予想 |