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玉井商船 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 特益による純利益急増と財務基盤の劇的改善: 固定資産売却益20.3億円の計上で、2025年3月期の純利益は前期比2.8倍の20.9億円と過去最高水準に。自己資本比率も73.2%へ急上昇した。
  • 本業の稼ぐ力は実質減速: 外航海運での売船影響により営業収益は13.4%減。営業利益は微増(+2.0%)を確保したが、一隻削減による将来的な収益規模の縮小は避けられない。
  • 次期見通しは「業績崖」への警戒感: 2026年3月期の営業利益は前期比82.0%減の1.6億円、配当予想は「未定」と極めて慎重。市況悪化と円高進行を織り込んだ厳しいガイダンスとなった。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 53.89億円(前期比13.4%減)
  • 営業利益: 8.88億円(前期比2.0%増)
  • 経常利益: 8.88億円(前期比10.7%減)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 20.95億円(前期比186.5%増)

【進捗と勢いの変化】 通期着地は、2024年3月期と比較してトップライン(売上高)が大きく後退しました。これは外航海運における支配船舶の削減が直接的な要因です。一方で、2026年3月期の通期計画に対する勢いを見ると、営業利益目標をわずか1.6億円(前期実績の約1/5)に設定しており、前年同期の勢いからは完全にブレーキがかかった状態にあります。

3. セグメント別のモメンタム

  • 外航海運業(減速): 営業収益42.80億円(前期比17.2%減)。スエズ・パナマ運河の影響によるトンマイル増加の恩恵はあったものの、支配船舶1隻を売却したことで収益規模が縮小。セグメント利益も12.76億円(2.0%減)と微減。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 53.9億円 -13.4% 62.2億円
営業利益 8.9億円 +2.0% 8.7億円
経常利益 8.9億円 -10.7% 9.9億円
当期純利益(親会社帰属) 20.9億円 +186.5% 7.3億円
包括利益 20.9億円 +114.2% 9.7億円
1株当たり当期純利益 1,085.86円 379円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 126.5億円 118.2億円
純資産 93.1億円 73.7億円
自己資本比率 73.2% 62.0%
自己資本 92.6億円 73.3億円
1株当たり純資産 4,799.46円 3,797.02円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 25.3% 10.6%
ROA(総資産経常利益率) 7.3% 8.7%
売上高営業利益率 16.5% 14.0%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 12.8億円 14.6億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 16.6億円 -4.9億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -13.0億円 -90,000,000円
期末現金及び現金同等物残高 41.9億円 25.3億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 50.0億円 -7.2%
営業利益 1.6億円 -82.0%
経常利益 1.5億円 -83.1%
当期純利益 90,000,000円 -95.7%
1株当たり当期純利益 46.63円

配当

時期 前期(実績) 当期
期末 80円 80円
配当性向:当期 7.4% / 前期 21.1% 純資産配当率:当期 1.9% / 前期 2.2%