短信要約
1. 要点(3行)
- 第1四半期での最終黒字化: 前年同期の5.98億円の純損失から9,800万円の純利益へと浮上。新造機導入遅れによる49便の運休を、底堅い旅客需要と座席利用率の向上(78.3%)で跳ね返した。
- 円高基調によるコスト抑制が寄与: 燃油高や人件費増の圧力がある一方、為替の円高推移により外貨建ての定期整備引当金や航空機材費が減少し、営業費用が前年同期比4.5%減の104.32億円に抑制されたことが利益面で大きく貢献。
- 財務基盤の健全化が急進展: 新株予約権の行使による資本増強に加え、剰余金の処分により「累積損失(利益剰余金のマイナス)」を解消。自己資本比率は17.2%と、前年同期の債務超過懸念から脱し、安定圏へ。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第1四半期(2025年4月-6月)の実績は以下の通りです。
- 売上高: 103.91億円(前年同期比 +3.2%)
- 営業損益: △0.40億円(前年同期は△8.54億円。大幅に赤字幅縮小)
- 経常損益: △0.74億円(前年同期は△4.41億円)
- 四半期純利益: 0.98億円(前年同期は△5.98億円)
【通期計画に対する進捗率】
- 売上高: 22.9%(前年同期進捗 23.4%)
- 営業利益: 赤字(通期予想 21.50億円)
- 純利益: 5.6%(通期予想 17.60億円) 航空業界は夏期休暇(Q2)に収益が集中する季節性があるため、Q1時点での売上進捗は例年並みですが、利益面では前年同期の多額の赤字から黒字圏へ転換しており、通期目標達成に向けた勢いは前年を大きく上回っています。
3. セグメント別のモメンタム
航空運送事業の単一セグメントですが、内訳には明確な明暗が見られます。
- 勢い(航空運送事業収入): 103.72億円(前年同期比 +3.4%)。有償旅客数が39.2万人(3.0%増)、座席利用率が1.8ポイント上昇し78.3%となるなど、旅客需要の取り込みは極めて堅調です。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-06
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-06 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 103.9億円 | +3.2% | 100.7億円 |
| 営業利益 | -40,000,000円 | — | -8.5億円 |
| 経常利益 | -74,000,000円 | — | -4.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 98,000,000円 | — | -6.0億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 26.29円 | — | -169.26円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 25.55円 | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-06末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 248.2億円 | 245.3億円 |
| 純資産 | 42.9億円 | 42.9億円 |
| 自己資本比率 | 17.2% | 17.4% |
| 自己資本 | 42.7億円 | 42.8億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 454.1億円 | +5.8% |
| 営業利益 | 21.5億円 | +74.7% |
| 経常利益 | 21.4億円 | +10.7% |
| 1株当たり当期純利益 | 488.9円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | — |
| 期末 | 0円 | — |
| 年間合計 | 0円 | — |