ファイズホールディングス株式会社は、EC(電子商取引)ビジネスに特化したサードパーティー・ロジスティクス(3PL)プロバイダーです。物流センターの運営受託(オペレーション)、拠点間輸送(トランスポート)、デリバリーを一気通貫で提供しています。
- 主要製品・サービス: ECソリューションサービス(売上高の92.1%)、国際物流サービス、情報システム事業。
- 主要顧客: アマゾンジャパン合同会社への売上依存度が67.0%(前期は66.2%)に達しており、同社の成長に強く連動する構造です。
- 競合環境: EC物流の拡大を背景に、実運送会社や他の3PL業者と競合しますが、拠点内オペレーションの設計から配送までを一括提供できる点に優位性があります。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-19 提出)収益性
営業利益率
4.6%
≧10%が優良
ROA
16.3%
≧5%が優良
ROE
24.9%
≧10%が優良
ROIC
15.2%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
14.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
11.0%
≧10%が優良
EPS成長率
7.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高316.1億円(前期比14.8%増)と過去最高を更新し、営業利益も14.6億円(同11.0%増)と、主力のECソリューションが業績を牽引。
- アマゾンジャパンへの売上依存度が67.0%と極めて高く、同社の戦略変更が経営に直撃するリスクを抱えつつも、高いROE(25.4%)を維持。
- 中期計画「ONE2027」に基づき、M&Aや大規模拠点「青梅事業所」への投資を加速させており、成長投資に伴う有利子負債増で自己資本比率は38.3%へ低下。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-07 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 2.8億円 / 予想: 18.0億円
+16.7%
売上高
実績: 89.3億円 / 予想: 380.0億円
+23.5%
2Q
営業利益
実績: 4.7億円 / 予想: 18.0億円
-23.6%
売上高
実績: 189.4億円 / 予想: 380.0億円
+25.3%
3Q
営業利益
実績: 10.6億円 / 予想: 18.0億円
-10.1%
売上高
実績: 303.5億円 / 予想: 380.0億円
+26.5%
通期
営業利益
実績: 15.3億円 / 予想: 未開示
+4.6%
売上高
実績: 403.2億円 / 予想: 未開示
+27.5%
3行解説
- 2026年3月期は、売上高が前年比27.5%増の403.22億円、各段階利益で過去最高を更新。
- 家電物流のM&Aによる「トランスポートサービス」の急成長の一方で、主力「オペレーションサービス」は先行投資により減益。
- 次期(2027年3月期)は、営業利益46.8%増の大幅増益を見込み、年間配当も38円(前期比8円増)へ増配を計画。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-07 | 2026年3月期 通期 | +4.6% | -0.6% | — | — | — |
| 2026-02-03 | 2026年3月期 第3四半期 | -10.1% | -2.7% | -8.1% | +4.1% | +5.3% |
| 2025-10-31 | 2026年3月期 第2四半期 | -23.6% | -0.9% | -17.4% | -14.8% | -11.5% |
| 2025-08-01 | 2026年3月期 第1四半期 | +16.7% | +0.4% | -3.5% | +3.6% | -6.8% |
| 2025-05-08 | 2025年3月期 通期 | +11.1% | +1.7% | +2.8% | +21.8% | +17.9% |
| 2025-02-03 | 2025年3月期 第3四半期 | +12.3% | +7.0% | +5.9% | +6.2% | +9.5% |
有価証券報告書
2025-06-19 有価証券報告書-第12期(2024/04/01-2025/03/31)