株式会社スペースは、商業施設の企画、設計、監理、および施工を一貫して手掛けるディスプレイ業界の大手企業です。ショッピングセンター、百貨店、専門店、飲食店などの商空間が主戦場です。 主要顧客は国内の流通小売業者であり、競合環境としては乃村工藝社や丹青社といった大手ディスプレイ会社と競合しますが、同社は特に飲食店や専門店などの個店から複合施設まで幅広いポートフォリオを持つ点に特徴があります。また、香港、上海、ベトナムに連結子会社を持ち、アジア圏での海外展開も推進しています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-12 期末、2026-03-24 提出)収益性
営業利益率
6.8%
≧10%が優良
ROA
11.2%
≧5%が優良
ROE
11.2%
≧10%が優良
ROIC
10.3%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
11.4%
≧10%が優良
営業利益成長率
39.4%
≧10%が優良
EPS成長率
48.0%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高715.1億円(前期比11.4%増)、営業利益48.3億円(同39.4%増)と過去最高業績を更新し、飲食店分野の活況が業績を強力に牽引した。
- ROE 11.17%、自己資本比率77.2%と極めて健全な財務基盤を維持しつつ、配当性向50%以上の維持を掲げ、年間78円(前期比24円増)の積極的な還元を実施。
- 営業CFは29.1億円のプラスだが、売上拡大に伴う売上債権等の増加(23.3億円増)により純利益との乖離が見られ、運転資金の効率的な管理が今後の課題。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2025-12 通期 、2026-02-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 17.1億円 / 予想: 35.8億円
+12.8%
売上高
実績: 178.6億円 / 予想: 618.0億円
+5.8%
2Q
営業利益
実績: 26.7億円 / 予想: 41.0億円
+18.5%
売上高
実績: 338.7億円 / 予想: 655.0億円
+6.6%
3Q
営業利益
実績: 35.1億円 / 予想: 41.0億円
+31.9%
売上高
実績: 510.6億円 / 予想: 655.0億円
+9.4%
通期
営業利益
実績: 48.3億円 / 予想: 未開示
+39.4%
売上高
実績: 715.1億円 / 予想: 未開示
+11.4%
3行解説
- 過去最高業績の達成: 2025年12月期は飲食店分野(前年比32.5%増)等の牽引により、売上高・各段階利益ともに過去最高を更新する極めて強い着地。
- 次期は踊り場も高水準維持: 2026年12月期予想は売上高720億円(0.7%増)と微増に留まり、純利益は前期の税額控除等の剥落により12.5%減の減益を見込む保守的な計画。
- 株主還元の積極姿勢: 新中期経営計画「拡大成長」を策定し、配当性向50%以上を公約。2026年度は年間72円配当(配当性向53.5%)と高水準の還元を維持。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-02-12 | 2025年12月期 通期 | +39.4% | -0.5% | -0.9% | -0.1% | — |
| 2025-11-12 | 2025年12月期 第3四半期 | +31.9% | +0.2% | +0.3% | +3.0% | +8.1% |
| 2025-08-07 | 2025年12月期 第2四半期 | +18.5% | -0.9% | -6.4% | -2.5% | -1.4% |
| 2025-05-13 | 2025年12月期 第1四半期 | +12.8% | -2.2% | +0.6% | -0.7% | +2.5% |
| 2025-02-13 | 2024年12月期 通期 | +35.1% | +1.0% | -4.2% | -2.4% | +3.6% |
有価証券報告書
2026-03-24 有価証券報告書-第54期(2025/01/01-2025/12/31)
2025-03-26 有価証券報告書-第53期(2024/01/01-2024/12/31)