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歌舞伎座 事業分析

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有価証券報告書(2026-02 期末)・連結

企業解説

1. 企業概要

株式会社歌舞伎座は、日本の伝統芸能「歌舞伎」の殿堂である歌舞伎座を中核とする事業を展開しています。主な収益源は、歌舞伎座の劇場および附帯施設の不動産賃貸事業、並びに劇場内および地下広場における食堂・飲食事業と売店事業です。劇場自体は松竹株式会社に賃貸されており、同社が歌舞伎興行を行っています。

収益構造としては、不動産賃貸事業が売上高の約55.8%、食堂・飲食事業が約21.8%、売店事業が約22.4%を占めており(2026年2月期連結)、賃貸収入が基盤となっています。特に、松竹株式会社への売上依存度が約48.1%と高い点が特徴です。

2. 要点(3行)

歌舞伎座は、歴史と文化に根ざした唯一無二の劇場施設を基盤とし、不動産賃貸、飲食、物販の3事業を展開しています。 松竹株式会社への賃貸収入依存度が高く、歌舞伎興行の動向が事業環境に直結する構造です。 安定配当を重視しつつ、内部留保を設備投資に充てることで、堅実な経営と持続的な経営基盤強化を図っています。

3. 経営者の質

代表取締役社長の安孫子 正氏は、1948年生まれで、1975年に松竹株式会社に入社後、同社の演劇製作室長、取締役、専務、演劇本部長、代表取締役副社長などを歴任し、2021年5月より当社代表取締役社長を務めています。松竹株式会社時代から長年歌舞伎興行を含む演劇事業に深く関わってきた経歴から、当社のビジネス、特に歌舞伎興行の現場を深く理解していると考えられます。また、歌舞伎座サービス株式会社の取締役も兼任しており、グループ全体の事業を統括する立場にあります。

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業績チャート

成長性の軌跡

● 売上高(棒、左軸) ● 当期純利益(折れ線、左軸) ● 経常利益率(折れ線、右軸)

資本効率の解剖

ROE

デュポン分解(ROE = 純利益率 × 総資産回転率 × 財務レバレッジ)

還元と評価

■ EPS 1株当たり純利益(棒・左軸) ■ DPS 1株当たり配当(棒・左軸) ● PBR 株価純資産倍率(折れ線・右軸) DPS÷EPS=配当性向

キャッシュフローの質

■ 営業CF(棒・正側) ■ 投資CF(棒・負側) ■ 財務CF(棒・負側に積み上げ) ● 当期純利益(折れ線)

財務諸表

経営指標

項目 2022年02月期2023年02月期2024年02月期2025年02月期2026年02月期
連結経営指標等
売上高 24.7億円 27.0億円 30.5億円 31.1億円 36.3億円
経常利益又は経常損失(△) -1.0億円 -0.0億円 2.2億円 2.5億円 3.8億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) -1.5億円 -0.8億円 2.6億円 2.7億円 2.8億円
包括利益 -15.0億円 -3.9億円 -0.2億円 8.1億円 1.4億円
純資産額 110.8億円 106.2億円 105.4億円 112.9億円 113.7億円
総資産額 250.5億円 242.6億円 237.9億円 243.5億円 243.3億円
1株当たり純資産額 914.11円/株 876.65円/株 869.97円/株 931.8円/株 937.97円/株
1株当たり当期純利益又は当期純損失(△) -12.64円/株 -6.47円/株 21.12円/株 22.65円/株 23.48円/株
潜在株式調整後1株当たり当期純利益
自己資本比率 44.2% 43.8% 44.3% 46.4% 46.7%
自己資本利益率 -1.3% -0.7% 2.4% 2.5% 2.5%
株価収益率 22180.0% 20200.0% 19230.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー 1.0億円 1.6億円 3.1億円 2.2億円 7.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー 0.2億円 -0.0億円 1.6億円 -0.4億円 -1.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー 0.2億円 -0.6億円 -0.6億円 -0.6億円 -0.6億円
現金及び現金同等物の残高 14.1億円 15.1億円 19.2億円 20.3億円 25.7億円
従業員数 4700.0% 4500.0% 4300.0% 3900.0% 3800.0%
平均臨時雇用人員 3900.0% 4900.0% 4900.0% 4600.0% 4900.0%

貸借対照表

項目 前期当期
貸借対照表
資産の部
流動資産 21.9億円 27.9億円
固定資産 221.6億円 215.3億円
資産 243.5億円 243.3億円
負債の部
流動負債 7.5億円 10.2億円
固定負債 123.1億円 119.4億円
負債 130.6億円 129.6億円
純資産の部
株主資本 93.6億円 95.9億円
評価・換算差額等 19.3億円 17.8億円
純資産 112.9億円 113.7億円
負債純資産 243.5億円 243.3億円

損益計算書

項目 前期当期
損益計算書
売上高 31.1億円 36.3億円
売上原価 23.6億円 27.2億円
売上総利益又は売上総損失(△) 7.5億円 9.2億円
販売費及び一般管理費 5.3億円 5.4億円
営業利益又は営業損失(△) 2.2億円 3.8億円
営業外収益 0.4億円 0.4億円
営業外費用 0.1億円 0.3億円
経常利益又は経常損失(△) 2.5億円 3.8億円
税引前当期純利益又は税引前当期純損失(△) 2.5億円 3.8億円
法人税、住民税及び事業税 0.3億円 0.8億円
法人税等調整額 -0.6億円 0.2億円
法人税等 -0.3億円 1.0億円
当期純利益又は当期純損失(△) 2.7億円 2.8億円
親会社株主に帰属する当期純利益又は親会社株主に帰属する当期純損失(△) 2.7億円 2.8億円

キャッシュフロー計算書

項目 前期当期
キャッシュ・フロー計算書
営業活動によるキャッシュ・フロー 2.2億円 7.1億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -0.4億円 -1.1億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -0.6億円 -0.6億円
現金及び現金同等物の増減額(△は減少) 1.2億円 5.4億円
現金及び現金同等物の残高 20.3億円 25.7億円
現金及び現金同等物の残高 20.3億円 25.7億円