セコム株式会社は、日本初の警備保障会社として設立された国内最大手の総合セキュリティ企業です。オンラインセキュリティシステム(セントラライズドシステム)を主軸に、常駐警備、現金護送、さらには防災(能美防災、ニッタン)、メディカル、損害保険、地理空間情報、BPO・ICT(アット東京、TMJ)といった「社会システム産業」を構築しています。
- 主要製品・サービス: ホームセキュリティ、事業所向けセキュリティ「AZ」、AEDパッケージサービス、データセンター、火災報知器等。
- 競合環境: 警備業界での圧倒的シェアを背景に、近年はAIやドローンを活用した警備DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、労働力不足とコスト増に対応する差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
12.0%
≧10%が優良
ROA
6.8%
≧5%が優良
ROE
7.6%
≧10%が優良
ROIC
6.8%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
3.9%
≧10%が優良
営業利益成長率
2.6%
≧10%が優良
EPS成長率
7.9%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高(1兆1,999億円)、営業利益(1,442億円)ともに過去最高を更新し、主要なセキュリティおよび防災事業が全体を力強く牽引した。
- 総額600億円の自社株買い(上限1,800万株)の決定や、前年比5円増配の年間195円(株式分割前換算)など、株主還元姿勢が大幅に強化されている。
- BPO・ICT事業の減益(-22.6%)や人手不足による人件費高騰が懸念点だが、価格改定の浸透と投資事業組合の運用益により純利益は着実に増加した。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-12 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 322.2億円 / 予想: 1500.0億円
+10.1%
売上高
実績: 2879.9億円 / 予想: 1.3兆円
+6.3%
2Q
営業利益
実績: 674.6億円 / 予想: 1500.0億円
+14.2%
売上高
実績: 5935.5億円 / 予想: 1.3兆円
+6.0%
3Q
営業利益
実績: 1107.1億円 / 予想: 1500.0億円
+10.4%
売上高
実績: 9098.0億円 / 予想: 1.3兆円
+5.2%
通期
営業利益
実績: 1603.3億円 / 予想: 未開示
+11.1%
売上高
実績: 1.3兆円 / 予想: 未開示
+4.7%
3行解説
- 過去最高業績の達成: 2026年3月期の連結業績は、売上高(1兆2,568億円)、営業利益、経常利益、純利益のすべてにおいて過去最高を更新。
- 株主還元の強化: 自己株式取得(約600億円)の実施に加え、次期(2027年3月期)の年間配当を前期比20円増の120円とする大幅増配を予想。
- 非セキュリティ事業の躍進: 防災事業(営業利益+23.1%)や地理空間情報サービス(同+55.9%)が利益成長を牽引し、事業ポートフォリオの多角化が進展。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-12 | 2026年3月期 通期 | +11.1% | — | — | — | — |
| 2026-02-13 | 2026年3月期 第3四半期 | +10.4% | -0.2% | -1.4% | +4.1% | — |
| 2025-11-11 | 2026年3月期 第2四半期 | +14.2% | -0.1% | +0.2% | +1.1% | -1.0% |
| 2025-08-08 | 2026年3月期 第1四半期 | +10.1% | -0.5% | -4.0% | -8.5% | -13.8% |
| 2025-05-12 | 2025年3月期 通期 | +2.6% | -1.6% | -2.8% | -5.3% | -8.5% |
| 2025-02-12 | 2025年3月期 第3四半期 | -3.3% | +1.8% | -1.7% | +0.8% | +7.3% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第64期(2024/04/01-2025/03/31)