カネコ種苗株式会社は、野菜・牧草・花の種苗開発から、農薬・肥料の販売、養液栽培プラント・温室の設計施工まで手掛ける、農業関連の総合企業です。
- 事業構成: 「種苗事業」「花き事業」「農材事業」「施設材事業」の4部門を展開。
- 主要製品: 自社開発の野菜種子(タマネギ、キャベツ等)、被覆肥料「ベストマッチ」、養液栽培プラント(EK式ハイドロポニック等)。
- 主要顧客: 全国の農家、農業協同組合、ホームセンター、園芸専門店。
- 競合環境: 種苗分野ではグローバル企業や国内大手(サカタのタネ等)と競合する一方、農材・施設材まで網羅する「総合力」で差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-05 期末、2025-08-26 提出)収益性
営業利益率
2.3%
≧10%が優良
ROA
3.1%
≧5%が優良
ROE
4.9%
≧10%が優良
ROIC
4.6%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
4.7%
≧10%が優良
営業利益成長率
2.2%
≧10%が優良
EPS成長率
3.6%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は645.08億円(前期比4.7%増)と増収を確保したが、種苗の輸入コスト増や花きの需要低迷により利益成長は1.9%増に留まった。
- 施設材事業が完工高増加により営業利益81.6%増と躍進した一方、主力の中核事業である種苗・花きがコスト増で苦戦し、部門間で明暗が分かれた。
- 営業キャッシュ・フローが2.12億円(前期22.35億円から激減)と純利益を大幅に下回っており、売上債権の増加に伴う資金効率の低下が懸念材料。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-05 第3四半期 、2026-04-03 13:00 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: 3.9億円 / 予想: 19.0億円
+195.4%
売上高
実績: 155.4億円 / 予想: 665.0億円
+4.8%
2Q
営業利益
実績: 4.8億円 / 予想: 19.0億円
+42.6%
売上高
実績: 288.4億円 / 予想: 665.0億円
+2.6%
3Q
営業利益
実績: 4.8億円 / 予想: 19.0億円
+29.1%
売上高
実績: 421.0億円 / 予想: 665.0億円
+2.1%
3行解説
- 農材事業の伸長が全体を牽引: 茎葉除草剤や水稲剤の需要拡大により、売上高は前年同期比2.1%増、営業利益は同29.2%増と、主力の農業資材が好調に推移した。
- 花き事業の採算改善: 売上は減少したものの、商品構成の見直しと業務効率化によりセグメント損失が前年同期の2.27億円から1.69億円へと縮小し、構造改革が進展。
- 第4四半期への偏重: 種苗事業の一部輸出が次四半期へずれ込んだことや、例年Q4に繁忙期を迎える収益構造から、通期達成に向けた最終盤の動向が焦点となる。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-04-03 | 2026年5月期 第3四半期 | +29.1% | -2.3% | -7.2% | -11.4% | — |
| 2026-01-07 | 2026年5月期 第2四半期 | +42.6% | -3.0% | -9.7% | -12.9% | -12.3% |
| 2025-10-03 | 2026年5月期 第1四半期 | +195.4% | +2.1% | +9.4% | +5.2% | -2.8% |
| 2025-07-11 | 2025年5月期 通期 | +2.2% | +0.2% | -1.2% | -6.7% | -7.0% |
| 2025-04-04 | 2025年5月期 第3四半期 | +12.2% | +1.5% | +5.5% | -2.1% | -7.7% |
| 2025-01-07 | 2025年5月期 第2四半期 | -11.9% | +0.1% | +2.9% | +2.3% | +4.8% |
有価証券報告書
2025-08-26 有価証券報告書-第78期(2024/06/01-2025/05/31)