短信要約
1. 要点(3行)
- 増収減益も利益進捗は極めて好調: 売上高は前年同期比22.5%増と大幅に伸長したが、各段階利益は約10%の減益。ただし、通期計画に対する営業利益進捗率は90%を超えており、計画の保守性が目立つ。
- 売掛金急増によるキャッシュのタイト化: 完成工事未収入金が前期末比で約26.4億円増加し、現預金が約28.7億円減少。案件の大型化に伴う回収タイミングのズレが資金繰りに影響している。
- 旺盛な解体需要とコスト圧迫の乖離: 再開発や老朽化建物の解体需要は潤沢で受注残は豊富だが、資材高騰や人件費上昇が利益率を押し下げる構図が鮮明となった。
2. 直近の業績と進捗率
第3四半期累計の着地は以下の通りです。
- 売上高: 107.55億円(前年同期比 +22.5%)
- 営業利益: 15.36億円(同 △10.9%)
- 経常利益: 15.60億円(同 △10.1%)
- 四半期純利益: 9.74億円(同 △9.8%)
通期計画に対する進捗率: 売上高は76.8%と概ね計画通りですが、営業利益は90.4%、経常利益は89.1%に達しています。前年同期の勢い(前年同期は営業利益87.3%増)と比較すると成長スピードは鈍化していますが、会社側の期初予想が極めて慎重であったため、利益面での超過達成はほぼ確実な情勢です。
3. セグメント別のモメンタム
当社は「解体事業」の単一セグメントですが、事業環境には明確な勢いが見られます。
- 勢い: 都市再開発やマンション建替え、高度経済成長期に建設された老朽建物の増加により、受注環境は「引き続き堅調」です。難易度の高い大型案件の受注も順調に増加しており、受注残高は「潤沢」と表現されています。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 107.5億円 | +22.5% | 87.8億円 |
| 営業利益 | 15.4億円 | -10.9% | 17.2億円 |
| 経常利益 | 15.6億円 | -10.1% | 17.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 9.7億円 | -9.8% | 10.8億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 112.06円 | — | 124.18円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 112.2億円 | 113.8億円 |
| 純資産 | 88.2億円 | 82.2億円 |
| 自己資本比率 | 78.6% | 72.2% |
| 自己資本 | 88.2億円 | 82.2億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 140.0億円 | +14.0% |
| 営業利益 | 17.0億円 | -27.0% |
| 経常利益 | 17.5億円 | -25.3% |
| 1株当たり当期純利益 | 137.95円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 0円 | 0円 |
| 期末 | 55円 | 55円 予想 |
| 年間合計 | 55円 | 55円 予想 |