長谷工コーポレーション 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • 増収減益着地も、海外事業の一過性損失が主因: 売上高は7.6%増の1兆1,774億円と伸長したが、海外事業での減損損失等により親会社株主に帰属する当期純利益は38.5%減の345億円に沈んだ。
  • 新中期経営計画の策定と株主還元の強化: 2031年3月期に経常利益1,300億円を目指す「HASEKO Evolution Plan」を発表。総還元性向50%程度を掲げ、次期配当は年間90円(5円増配)を予想。
  • 木造住宅事業への本格参入: 株式会社ウッドフレンズに対する公開買付け(TOB)の実施を決定。マンションの木造化・木質化を推進し、新たな収益源の柱とする姿勢を鮮明にした。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期の連結実績は以下の通り。

  • 売上高: 1兆1,773億円(前期比 +7.6%)
  • 営業利益: 847億円(前期比 △1.2%)
  • 経常利益: 834億円(前期比 +0.1%)
  • 親会社株主に帰属する当期純利益: 344億円(前期比 △38.5%)

【進捗と勢いの変化】 通期実績としての経常利益(834億円)は、期初予想(800億円)を上回って着地しており、本業の稼ぐ力は計画以上。しかし、海外関連事業において特別損失(減損損失、投資有価証券評価損、訴訟損失引当金繰入額)を計上したことで、最終利益は前期の560億円から大幅な減益となった。受注高(単体)は5,866億円(前期比 +9.3%)と好調を維持している。

3. セグメント別のモメンタム

  • 建設関連事業(勢い:足踏み): 売上高 7,967億円(+2.6%)、営業利益 535億円(△7.6%)。完成工事高は増加したが、資材・労務費の高騰により完成工事総利益率が低下し、増収減益。

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進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 11773.5億円 +7.6% 10944.2億円
営業利益 847.0億円 -1.2% 857.5億円
経常利益 834.1億円 +0.1% 833.3億円
当期純利益(親会社帰属) 344.5億円 -38.5% 560.4億円
包括利益 445.5億円 -43.6% 789.8億円
1株当たり当期純利益 126.2円 205.45円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 13652.0億円 13512.3億円
純資産 5320.3億円 5112.5億円
自己資本比率 39.0% 37.8%
自己資本 5320.3億円 5112.5億円
1株当たり純資産 1,950.61円 1,874.17円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 6.6% 11.6%
ROA(総資産経常利益率) 6.1% 6.5%
売上高営業利益率 7.2% 7.8%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 39.2億円 1150.2億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -324.7億円 -398.5億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -205.4億円 -7.5億円
期末現金及び現金同等物残高 2358.0億円 2834.9億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 12300.0億円 +4.5%
営業利益 920.0億円 +8.6%
経常利益 850.0億円 +1.9%
当期純利益 550.0億円 +59.7%
1株当たり当期純利益 201.65円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 40円 40円
期末 45円 45円
配当性向:当期 67.4% / 前期 41.4% 純資産配当率:当期 4.4% / 前期 4.8%