短信要約
1. 要点(3行)
- 建築事業の劇的な損益改善: 前年同期に赤字だった建築セグメントが黒字転換し、連結営業利益は前年同期比約6倍(494.9%増)の73.7億円と、利益面で強烈な回復を見せた。
- 株式分割と実質増配の公表: 2025年10月1日付で1株につき4株の株式分割を実施。年間配当は分割前換算で160円(前年130円)と実質増配の方針。
- 受注高の大幅な落ち込み: 利益は回復したものの、受注高は前年同期比36.5%減の1,119億円と急減しており、将来の売上高確保に不透明感が漂う。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期第2四半期の連結実績は以下の通りです。
- 売上高(完成工事高): 2,225億円(前年同期比 +1.4%)
- 営業利益: 73.7億円(同 +494.9%)
- 経常利益: 75.6億円(同 +505.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益: 49.5億円(同 +841.1%)
通期計画(売上4,930億円、営業益228億円)に対する進捗率:
- 売上高: 45.1%(前年同期 44.0%)
- 営業利益: 32.3%(前年同期 8.6%) 利益面での進捗率は、極めて低調だった前年同期(8.6%)と比較して大幅に改善しています。建設業特有の期末偏重を考慮すれば、利益の積み上がりは順調な回復軌道にあると言えます。
3. セグメント別のモメンタム
- 建築事業(勢い:強): 完成工事総利益率が前年同期の1.3%から6.5%へと大幅に改善。不採算案件の消化が進み、収益性が正常化したことが今決算の最大の牽引役です。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-09
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-09 |
|---|---|---|---|
| 完成工事高 | 2225.1億円 | +1.4% | 2194.9億円 |
| 営業利益 | 73.8億円 | +494.9% | 12.4億円 |
| 経常利益 | 75.7億円 | +505.8% | 12.5億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 49.5億円 | +841.1% | 5.3億円 |
| 包括利益 | 86.5億円 | +0.0% | 86.5億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 28.84円 | — | 3.06円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-09末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 4444.9億円 | 4625.3億円 |
| 純資産 | 1847.0億円 | 1818.3億円 |
| 自己資本比率 | 41.6% | 39.3% |
| 自己資本 | 1847.0億円 | 1818.3億円 |
| 1株当たり純資産 | 1,074.88円 | 1,059.08円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 完成工事高 | 4930.0億円 | -1.1% |
| 営業利益 | 228.0億円 | +59.4% |
| 経常利益 | 230.0億円 | +59.6% |
| 当期純利益 | 154.0億円 | +64.6% |
| 1株当たり当期純利益 | 89.65円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | — | 80円 |
| 期末 | 130円 | 20円 予想 |
| 年間合計 | 130円 | — |