株式会社ライスカレーは、SNSを中心としたコミュニティデータプラットフォーム事業を展開しています。自社開発のデータ分析ツール「CCXcloud」を基盤とし、一般消費者向けに自社ブランドを展開する「ブランドプロデュース領域(旧コンシューマ領域)」と、企業向けにマーケティング支援を行う「マーケティングソリューション領域(旧エンタープライズ領域)」の2軸で構成されています。 主要製品にはオーラル美容ブランド「MiiS」などがあり、主要顧客としては株式会社マイナビ(売上高の15.7%)が挙げられます。競合環境としては、D2Cブランド企業やSNSマーケティング支援会社が多数存在する中、データ分析から商品企画、販売までを一気通貫で行う垂直統合モデルで差別化を図っています。
最新の有価証券報告書サマリー
出典:有価証券報告書(2025-03 期末、2025-06-25 提出)収益性
営業利益率
2.9%
≧10%が優良
ROA
3.3%
≧5%が優良
ROE
11.8%
≧10%が優良
ROIC
2.7%
≧7%が優良
成長性
売上高成長率
25.8%
≧10%が優良
営業利益成長率
0.0%
≧10%が優良
EPS成長率
-3.7%
≧10%が優良
3行解説
- 売上高は前期比25.8%増の約29.8億円と伸長したが、ブランド取得に伴う広告費や人件費の増加により営業利益は約0.88億円(同0.0%増)と横ばいに留まった。
- 積極的なM&Aにより「MiiS」以外のブランドポートフォリオを拡充し、2026年3月期には売上高38.8億円を目指すが、営業キャッシュ・フローは約4億円の赤字へ転落しており、資金効率に課題がある。
- 2025年7月付で「株式会社MUSCAT GROUP」へ商号変更し持株会社体制へ移行するが、総資産の2割超(約7.6億円)を占める「のれん」の減損リスクが最大の懸念点である。
最新の決算短信サマリー
出典:決算短信( 2026-03 通期 、2026-05-14 15:30 提出)進捗
1Q
営業利益
実績: -1.6億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 7.8億円 / 予想: 38.9億円
+26.1%
2Q
営業利益
実績: -2.0億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 16.1億円 / 予想: 44.7億円
+34.3%
3Q
営業利益
実績: -2.4億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 28.2億円 / 予想: 44.7億円
+34.6%
通期
営業利益
実績: -4.0億円 / 予想: 未開示
—
売上高
実績: 41.3億円 / 予想: 未開示
+38.3%
3行解説
- 売上高は前年比38.3%増の41.2億円と成長したが、原材料高や主力ブランドの苦戦、構造改革に伴う特別損失の計上により3.6億円の最終赤字へ転落した。
- 「かならぼ」等の大型M&Aを相次ぎ実行し、のれん償却費等を除いた実質的な収益力を示す「調整後当期純利益」は3.1億円(前年比95.0%増)と大幅な増益を確保。
- 2027年3月期は不採算事業の撤退完了と新連結子会社の通期寄与により、売上高66億円(59.9%増)への急拡大と営業損益の黒字浮上を見込む。
決算短信と発表後の株価反応
株価反応はTOPIX超過リターン(市場全体の動きを除いた個別の反応)
| 提出日 | 決算短信 | 営業利益 前年同期比 | 当日 | 1週間 | 1ヶ月 | 2ヶ月 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 2026-05-14 | 2026年3月期 通期 | — | — | — | — | — |
| 2026-02-12 | 2026年3月期 第3四半期 | — | +8.2% | +11.9% | +23.0% | — |
| 2025-11-14 | 2026年3月期 第2四半期 | — | +4.6% | -0.2% | -13.2% | -10.7% |
| 2025-08-14 | 2026年3月期 第1四半期 | — | +2.5% | -0.8% | -4.2% | -20.0% |
| 2025-05-14 | 2025年3月期 通期 | +1.1% | +5.7% | -2.8% | +2.9% | -5.7% |
| 2025-02-14 | 2025年3月期 第3四半期 | -57.5% | -2.0% | -5.5% | +10.1% | +21.7% |
有価証券報告書
2025-06-25 有価証券報告書-第9期(2024/04/01-2025/03/31)