短信要約
1. 要点(3行)
- Q1の在庫調整をQ2単体の過去最高売上で挽回: 第1四半期の卸売業者による市中在庫消化の影響で累計では大幅減収減益だが、第2四半期単体(10-12月)の売上高は59.0億円(前年同期比6.2%増)と四半期として過去最高を更新。
- コンボキットへの需要シフトと感染症トレンドの早期化: インフルエンザの流行早期化と新型コロナ第13波の到来により、新型コロナ/インフル同時検査キットが堅調に推移し、足元のモメンタムは回復。
- 新工場建設に伴う財務構造の変化: シンジケートローン実行により固定負債が急増。売掛金の増加により営業CFが一時的に大幅マイナスとなるなど、成長投資に伴う資金動態の激変が見られる。
2. 直近の業績と進捗率
当中間期(累計)の着地は以下の通りです。
- 売上高: 82.7億円(前年同期比30.9%減)
- 営業利益: 32.5億円(同50.3%減)
- 経常利益: 31.4億円(同51.8%減)
- 中間純利益: 20.6億円(同56.0%減)
通期計画に対する進捗率:
- 売上高:39.8%(前年同期の進捗率:64.3%)
- 営業利益:39.1%(同:78.5%)
- 当期純利益:23.9%(同:54.4%)
進捗率は前年同期と比較して著しく低水準です。これは前期末の流行期に積み上がった市中在庫の消化が9月末まで続いたことが主因です。ただし、第2四半期単体での勢いは前年を上回っており、下期への巻き返しを狙う形となっています。
3. セグメント別のモメンタム
単一セグメント(体外診断用医薬品事業)ですが、製品別の動向に顕著な差が出ています。
- 勢いあり(新型コロナ/インフルコンボキット): 第2四半期単体で29.9億円(前年同期比16.6%増)。同時検査の需要定着により、主力製品としての地位を固めています。
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プランをアップグレード進捗詳細
今期累計実績
2025-07 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-07 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 82.8億円 | -30.9% | 119.8億円 |
| 営業利益 | 32.5億円 | -50.3% | 65.4億円 |
| 経常利益 | 31.5億円 | -51.8% | 65.3億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 20.6億円 | -56.0% | 46.9億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 19.87円 | — | 46.39円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | 19.18円 | — | 43.75円 |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-06末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 442.0億円 | 365.1億円 |
| 純資産 | 174.1億円 | 174.2億円 |
| 自己資本比率 | 39.4% | 47.7% |
| 自己資本 | 174.0億円 | 174.1億円 |
通期予想
2025-07 〜 2026-06
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 207.7億円 | +11.5% |
| 営業利益 | 83.2億円 | +0.7% |
| 経常利益 | 81.4億円 | -0.9% |
| 1株当たり当期純利益 | 84.66円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 6円 | 14円 |
| 期末 | 22円 | 14円 予想 |
| 年間合計 | 28円 | 28円 予想 |