短信要約
1. 要点(3行)
- 売上高は前年同期比1.0%増の6,540億円と微増ながら、営業利益は同5.0%減の375億円、純利益はインド事業の減損損失計上等により同24.9%減の229億円と減益着地。
- 国内製粉の「スマート工場」稼働に伴う一時費用や、海外製粉事業での出荷減・小麦相場下落が利益を押し下げた一方、食品事業(パスタ・中食)は値上げ浸透や販売好調により増益と明暗が分かれた。
- 通期業績予想は据え置いたが、年間配当は前期比5円増の60円を予定。発行済株式総数の5.18%に相当する200億円規模の自己株式取得を継続しており、株主還元姿勢を強化している。
2. 直近の業績と進捗率
2026年3月期 第3四半期(累計)の実績は以下の通りです。
- 売上高: 6,539億55百万円(前年同期比 +1.0%、通期計画に対する進捗率 75.2%)
- 営業利益: 374億98百万円(同 △5.0%、進捗率 79.8%)
- 経常利益: 412億95百万円(同 △1.5%、進捗率 82.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: 229億21百万円(同 △24.9%、進捗率 76.4%)
通期計画に対する各利益の進捗率は概ね75%~80%を超えており、通期目標の達成に向けて順調に推移しています。特に経常利益の進捗(82.6%)が良く、本業の収益性は計画を上回るペースです。ただし、純利益については、インドイースト事業の減損損失(88億円)や工場閉鎖損失(19億円)といった特別損失が重しとなりました。
3. セグメント別のモメンタム
- 製粉事業(減速): 売上高3,217億円(前年同期比 △5.3%)、営業利益217億円(同 △9.3% ※補正後比)。国内はインバウンド需要で堅調だが、海外製粉(北米等)が小麦相場の下落や為替影響、出荷減により苦戦。国内の水島工場稼働に伴う立ち上げ費用も負担。
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今期累計実績
2025-04 〜 2025-12
| 項目 | 当期 | 前年比 | 前年同期 2024-04 〜 2024-12 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 6539.6億円 | +1.0% | 6474.4億円 |
| 営業利益 | 375.0億円 | -5.0% | 394.7億円 |
| 経常利益 | 412.9億円 | -1.5% | 419.4億円 |
| 当期純利益(親会社帰属) | 229.2億円 | -24.9% | 305.4億円 |
| 包括利益 | 509.2億円 | +90.9% | 266.7億円 |
| 1株当たり当期純利益 | 79.28円 | — | 102.69円 |
| 希薄化後1株当たり純利益 | — | — | — |
財務状態
| 項目 | 2025-12末 | 2025-03末 |
|---|---|---|
| 総資産 | 8500.1億円 | 7897.1億円 |
| 純資産 | 5285.3億円 | 5025.7億円 |
| 自己資本比率 | 59.9% | 61.4% |
| 自己資本 | 5091.5億円 | 4850.1億円 |
通期予想
2025-04 〜 2026-03
| 項目 | 予想 | 前年比(予想) |
|---|---|---|
| 売上高 | 8700.0億円 | +2.2% |
| 営業利益 | 470.0億円 | +1.3% |
| 経常利益 | 500.0億円 | +1.6% |
| 当期純利益 | 300.0億円 | -13.5% |
| 1株当たり当期純利益 | 104.46円 | — |
配当
| 時期 | 前期(実績) | 当期 |
|---|---|---|
| 中間 | 25円 | 30円 |
| 期末 | 30円 | 30円 予想 |
| 年間合計 | 55円 | 60円 予想 |