ホーム / 日東富士製粉 / 四半期進捗

日東富士製粉 四半期進捗

決算短信(2025-03 通期)・連結

短信要約

1. 要点(3行)

  • プレミックス粉の自主回収(リコール)による一過性損失が利益を圧迫: 2024年10月に発覚した樹脂微片混入に伴う自主回収費用および損害賠償損失(特別損失8.08億円)が響き、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比16.2%減の35.5億円と大幅減益。
  • 外食事業が好調な一方、本業の製粉は苦戦: ケンタッキーフライドチキン(KFC)を展開する外食事業は営業利益13.5%増と成長。一方、製粉事業は物価高による需要減退と物流費増を価格転嫁しきれず、2.3%の営業減益。
  • 大幅な増配と株主還元の強化: 利益面は苦戦したものの、年間配当は前期の187円から280円(配当性向71.8%)へ大幅増配。次期も同水準の280円を維持する方針を示し、資本効率向上への強い意欲が見られる。

2. 直近の業績と進捗率

2025年3月期通期の連結業績は以下の通りです。

  • 売上高: 723.4億円(前年同期比0.4%減)
  • 営業利益: 50.9億円(同2.7%減)
  • 経常利益: 55.5億円(同4.4%減)
  • 当期純利益: 35.5億円(同16.2%減)

進捗率と勢いの変化: 本資料は通期決算のため、2026年3月期の通期予想に対する勢いを確認すると、売上高730億円(0.9%増)、純利益42億円(18.3%増)とV字回復を見込んでいます。前期はリコール関連の特別損失(純額で約6億円規模)が重石となりましたが、これを除いた実力ベースの利益水準は維持されており、次期に向けたモメンタムは「回復基調」と判断できます。

3. セグメント別のモメンタム

  • 製粉及び食品事業(減速): 売上高607.7億円(1.0%減)、営業利益45.8億円(2.3%減)。小麦粉価格の改定(値下げ)や、物価高による取引先の需要減退が影響。また、自主回収に伴う費用負担や運賃等の販管費上昇が利益を削りました。

続きで読める項目(スタンダードプラン以上)

  • 🔒 直近の業績と進捗率
  • 🔒 セグメント別のモメンタム
  • 🔒 予想の修正と背景
  • 🔒 キャッシュフローと財務の急変
  • 🔒 経営陣のトーンと重要イベント
  • 🔒 懸念点と不確実性
  • 🔒 総評

上記の詳細分析はスタンダードプラン以上でご覧いただけます。

プランをアップグレード

進捗詳細

今期実績

2024-04 〜 2025-03

項目 当期 前年比 前年同期 2023-04 〜 2024-03
売上高 723.4億円 -0.4% 726.0億円
営業利益 51.0億円 -2.7% 52.4億円
経常利益 55.6億円 -4.4% 58.2億円
当期純利益(親会社帰属) 35.5億円 -16.2% 42.4億円
包括利益 20.5億円 -64.1% 57.1億円
1株当たり当期純利益 389.96円 465.52円
希薄化後1株当たり純利益

財務状態

項目 2025-03末 2024-03末
総資産 629.5億円 642.4億円
純資産 494.3億円 496.8億円
自己資本比率 78.4% 77.2%
自己資本 493.5億円 496.2億円
1株当たり純資産 5,420.25円 5,449.41円

収益性指標

指標 当期 前期
ROE(自己資本当期純利益率) 7.2% 8.9%
ROA(総資産経常利益率) 8.7% 9.3%
売上高営業利益率 7.0% 7.2%

キャッシュ・フロー

項目 当期 前期
営業活動によるキャッシュ・フロー 50.5億円 65.0億円
投資活動によるキャッシュ・フロー -21.9億円 -29.8億円
財務活動によるキャッシュ・フロー -22.8億円 -16.9億円
期末現金及び現金同等物残高 104.3億円 98.0億円

来期予想

2025-04 〜 2026-03

項目 予想 前年比(予想)
売上高 730.0億円 +0.9%
営業利益 49.0億円 -3.9%
経常利益 54.0億円 -2.9%
当期純利益 42.0億円 +18.3%
1株当たり当期純利益 461.28円

配当

時期 前期(実績) 当期
中間 75円 140円
期末 112円 140円
配当性向:当期 71.8% / 前期 40.2% 純資産配当率:当期 5.2% / 前期 3.6%